明るい場所で広場ダンスをする中国人、暗い場所でフィットネスに励む日本人・・・何が違うのか?=中国メディア

明るい場所で広場ダンスをする中国人、暗い場所でフィットネスに励む日本人・・・何が違うのか?=中国メディア

中国で中高年女性を主体とする「広場ダンス」が流行してからすでに久しい。公園や広場の広いスペースを陣取って大音量の音楽に合わせて集団で踊るパワーは圧巻だが、日本の公園でやったらすぐに近隣住民から苦情が噴出し、たちまち注意書きに「大音量での集団ダンスはやめましょう」との一文が加えられることだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 中国で中高年女性を主体とする「広場ダンス」が流行してからすでに久しい。公園や広場の広いスペースを陣取って大音量の音楽に合わせて集団で踊るパワーは圧巻だが、日本の公園でやったらすぐに近隣住民から苦情が噴出し、たちまち注意書きに「大音量での集団ダンスはやめましょう」との一文が加えられることだろう。

 中国メディア・今日頭条は2日、「中国人は明るいところでダンスをし、日本人は暗いところでフィットネスをする」と題した記事を掲載した。記事は、中国では集団で衣装を着てダンスや武芸を披露する広場ダンスに加え、最近ではみんなで声高らかに歌う「広場歌唱」も増えていると紹介。これらの行為は朝か夜に行われ、参加者たちは何の憂慮もなく完全に自分を解き放つのだとした。

 一方、日本では近年暗い場所でのフィットネスが流行していると説明。照明をほの暗くした中でのフィットネスは、汗で化粧が崩れた顔を見られるのを嫌がる、あるいは自分の体型に自信がない女性に人気だとしている。そして日本語には「配慮」という言葉があり、暗い場所でのフィットネスも「自分のビジュアルで他人に不快感を抱かせる」ことに対する配慮なのだと解説した。

 記事は、「広場ダンス」を巡っては音量の大きさで近隣住民の生活を妨げたり、他の利用者とのトラブルを起こしたりというケースが多く存在することを指摘。「思い切って言うが、おばちゃんにもう少し周囲への配慮の心があれば済む話なのだ」と論じている。

 そして、中国人のダンスと日本人のフィットネスからは「中国人は自分が楽しければいい、他人がどうかはお構いなし、日本人は自分は楽しいが他の人は不快ではないだろうかと心配」という思考様式が伺えると説明。「個性にしろ行動様式にしろ、互いに一歩近づくといいのだが」と結んでいる。

 子どもの遊び声さえも苦情になりかねない今の日本に、中国式広場ダンスが流行する可能性はない。日本では屋外よりも公民館や市民センターなどの屋内で、中高年者向けのダンスや体操が企画されている。国民性もさることながら、社会体制においても、日本と中国では大きく異なるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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