中国人旅行客の消費の変化、その速さは「日本企業の想定以上」=中国報道

中国人旅行客の消費の変化、その速さは「日本企業の想定以上」=中国報道

観光庁の訪日外国人消費動向調査によれば、平成29年1ー3月期における中国人旅行客の1人あたりの旅行支出額は前年比14.9%減となった。だが、中国人旅行客の数自体は増えているとおり、訪日目的が買い物から他のことへと変化していると言えよう。(イメージ写真提供:123RF)

 観光庁の訪日外国人消費動向調査によれば、平成29年1−3月期における中国人旅行客の1人あたりの旅行支出額は前年比14.9%減となった。だが、中国人旅行客の数自体は増えているとおり、訪日目的が買い物から他のことへと変化していると言えよう。

 中国人旅行客による「爆買い」が話題になったのはすでに過去のことだ。中国人が日本に旅行に行く友人や親戚などにお金を託し、買い物を頼んでいたということも爆買いにつながった要因だが、最近はこのような「代理購入」も減ってきているという。

 中国メディアの新華社は4日、新宿の大手家電量販店で働く中国人の見解として、「爆買いはまだ健在だが、往年に比べて明らかに衰えた」と伝えつつ、日本を訪れる中国人旅行客は「買い物」より、「体験」をより重視するようになっていると伝えている。

 記事は、新宿や銀座、渋谷などの繁華街では「購入した商品を両手いっぱいに持って歩く中国人の姿」はもうあまり見られなくなり、商業施設でも免税カウンターに列ができることはなくなったと紹介。一方で、近年は寿司を食べること、お花見をすること、和服を着ること、美容院に行くことなど、「何かを体験する」ために訪日する中国人が増えていると紹介した。

 続けて、中国人旅行客の消費の変化の速さは「多くの日本企業にとって想定以上だった」と伝える一方、日本政府が通訳案内士の資格を持たない者にも有償でガイドすることを解禁したことに、一部では「闇ガイド」がさらに増加し、日本の観光ガイドのサービス満足度が大きく低下する恐れがあるとの声が上がっていることを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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