日本にいると「異国であることを忘れてしまう!」 その理由は=中国

日本にいると「異国であることを忘れてしまう!」 その理由は=中国

最近、個人観光ビザで日本を旅行に訪れる中国人が増えている。個人で旅行に来るということは、宿泊や交通手段を自分で手配しなくてはならないということだ。現地の言葉が分からなければ、個人旅行は大きな挑戦となるだろうが、中国人が日本に来るときは事情が少し異なるようだ。日本と中国ではともに漢字が使われているため、中国人にとっては日本語が分からなくても文字を見れば「何となく意味が通じる」ことがあるためだ。(イメージ写真提供:123RF)

 最近、個人観光ビザで日本を旅行に訪れる中国人が増えている。個人で旅行に来るということは、宿泊や交通手段を自分で手配しなくてはならないということだ。現地の言葉が分からなければ、個人旅行は大きな挑戦となるだろうが、中国人が日本に来るときは事情が少し異なるようだ。日本と中国ではともに漢字が使われているため、中国人にとっては日本語が分からなくても文字を見れば「何となく意味が通じる」ことがあるためだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人にとって日本は「異国」に感じられないとし、日本国内の駅の写真を掲載しつつ、「あらゆる場所に漢字があって、まるで中国にいるような感覚になる」と伝える記事を掲載した。

 記事はまず、日本では電車が中国と同じように「人びとの主要な交通手段」であることを紹介。そして、北陸新幹線の金沢駅の写真を掲載し、「日本の駅は芸術的だが、北京や上海、広東などの駅と非常に似ている」と指摘した。

 さらに、日本が中国からかつて漢字を導入し、それが今では日本語に組み込まれていることを伝え、同じ文字を使う中国人として、「日本語が理解できなくても、看板に書かれている日本語の漢字を見れば意味が理解できる」のは便利と紹介。日本は日本語が理解できない中国人でも非常に親しみやすい国であることを紹介している。

 記事は最後に、「海納百川、有容乃大」という言葉で互いの文化を尊重することが大事だと主張。「海納百川、有容乃大」という言葉は「海は『この川の水は受け入れるが、あの川の水は嫌だ』などと選り好みせず、全ての川の水を受け入れるから、あのように広大な海になったのだ」とし、歴史的背景ゆえに日本に対して反感を抱く中国人も多いが、日本が漢字を受け入れたように、良い文化を尊重しつつお互いに発展を遂げていくことは大切であると論じた。

 中国で使用されている漢字は「簡体字」と呼ばれ、日本で使用している漢字をさらに崩した形となっているが、日本人も中国語が分からなくても何となく理解できることがある。同じ漢字という文化であるゆえ、本来は互いに理解しやすい部分があるはずなのに、日中関係が冷え込んでいるのは残念としか言いようがない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)