日本のデジカメは「高い」けど、それでも使用せざるを得ない理由=中国報道

日本のデジカメは「高い」けど、それでも使用せざるを得ない理由=中国報道

日本企業が世界の市場で圧倒的なシェアを獲得している製品の1つにデジタルカメラがある。近年、競争力の向上が著しい中国の製造業だが、デジカメ分野では日本企業に太刀打ちできないのが現状だ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本企業が世界の市場で圧倒的なシェアを獲得している製品の1つにデジタルカメラがある。近年、競争力の向上が著しい中国の製造業だが、デジカメ分野では日本企業に太刀打ちできないのが現状だ。

 中国メディアの中関村在線は5日、中国は空母から航空機まで自国で生産できるようになり、様々な分野で世界をリードする技術力を持つようになったとする一方、デジカメ分野だけは例外であると指摘し、「中国はなぜデジカメを生産できないのか」と疑問を投げかけている。

 記事は、デジタル一眼レフのような高性能なデジカメはもちろん、より気軽に使用できるデジカメまで、「市場では中国メーカーの製品を見かけることはない」と指摘し、市場は日本企業とドイツ企業に「完全に食われている状況」にあると論じた。

 続けて、中国にもかつてはカメラメーカーが存在し、中国製のカメラがあったと伝える一方、デジタルカメラの登場によって世界的に勢力図は一変し、中国のカメラ産業も「無に帰してしまった」と指摘。デジカメ産業は主に精密な電子機器と光学機器からなるハイエンド産業であり、デジカメの登場とともに日本企業が民間向け市場を独占してしまったと指摘した。

 さらに、中国がデジカメ市場でシェアを獲得できない理由は極めてシンプルで、「技術がないから」だとし、デジカメに関する様々な技術は日本企業とドイツ企業によってほぼ独占状態にあると紹介。中国がカメラ関連で持つ技術と言えば、フィルムカメラのものばかりとし、デジカメが中心となった今日の市場では「時代遅れのものばかりであり、もはやデジカメの技術開発は放棄している状況」だと指摘。

 日本メーカーのデジカメは「高額」であると不満を示しつつも、それでも中国人が日本のデジカメを使用せざるを得ないのは、「市場をほぼ独占されているためである」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)