まるで犬の散歩のよう・・・賛否両論の子ども用防犯グッズが流行=中国

まるで犬の散歩のよう・・・賛否両論の子ども用防犯グッズが流行=中国

2年ほど前、中国では頭のてっぺんに花や葉っぱのアクセサリーを乗っけるファッションが大流行して世界的に話題となった。結局中国でしか流行らず、その中国でもあっという間にブームが過ぎ去ったが、中国ではしばしば奇妙なものが流行りだす。(イメージ写真提供:123RF)

 2年ほど前、中国では頭のてっぺんに花や葉っぱのアクセサリーを乗っけるファッションが大流行して、世界的に話題となった。結局中国でしか流行らず、その中国でもあっという間にブームが過ぎ去ったが、中国ではしばしば奇妙なものが流行りだす。このほど流行の兆しを見せているのは、ある迷子防止グッズだ。
 
 中国メディア・今日頭条は13日、陝西省西安市で「迷子防止ロープ」が流行していると報じた。記事は、市内である女性が橙色をした伸縮自在のロープで幼児を引っ張っている光景を写真で紹介。「これが迷子防止ロープだ。これさえあれば、子どもを外に連れ出しても迷子になる心配がない」と説明している。
 
 このロープは、ばね上にカールした伸縮自在のもので長さは1.5メートルから2.5メートルほど、内部には簡単に切れないように鋼線が入っているという。ロープの両側は手首に巻き付けてマジックテープで固定できるようになっている。紹介された別の写真では、どんどん先に進もうとする子どもがロープを引っ張る様子が映っている。確かに、ロープは切れなければ子どもが行方不明になることはなさそうだ。
 
 記事は一方で「もし子どもがマジックテープを剥がしてしまったら、やはり迷子になる危険がある。あくまでも補助器具であり、大人ははやり子どもから片時も目を離してはいけないのだ」と指摘。迷子になると見つかりにくく、人さらいの危険も高い中国では効果はそれなりにありそうだが、ロープに頼り切れば急な飛び出しに対応できないばかりか、簡単にマジックテープを外されて誘拐される可能性もある。わが子は自分で責任を持って守るのが一番だ。
 
 西安で流行の兆しを見せているこのロープを見た中国のネットユーザーからは「社会の悲哀」、「おかしい。まるで犬の散歩ではないか」、「やっぱり手をつなぐのが一番」といったコメントが寄せられる一方、「犬の散歩だという人は、子どもがいないのだろう。保護者として、これを支持する」との意見も見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)