日本で「うな丼」を食べてみた! 一口で「愛してしまった」=中国報道

日本で「うな丼」を食べてみた! 一口で「愛してしまった」=中国報道

近年、ウナギの価格が高騰している。今年は幾分落ち着いたとはいえ、日本では依然高級食材として扱われている。高価であっても人気なのは、ウナギの食材としての質が高いことに加え、美味しい調理方法とその美味しさを引き出す職人がいることもあるだろう。ウナギ職人の世界には「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉があるほどだ。(イメージ写真提供:123RF)

 近年、ウナギの価格が高騰している。今年は幾分落ち着いたとはいえ、日本では依然高級食材として扱われている。高価であっても人気なのは、ウナギの食材としての質が高いことに加え、美味しい調理方法とその美味しさを引き出す職人がいることもあるだろう。ウナギ職人の世界には「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉があるほどだ。
 
 中国メディアの今日頭条は11日、九州のウナギ老舗店に関する記事を掲載し、ある中国人旅行客が日本でうな丼を口にしたところ「一口食べただけで愛してしまった」と伝えている。記事はまず、日本のウナギは食べれば誰もが必ず好きになると絶賛。たれをたっぷりつけた身の厚いウナギを、炭火でジュージューと焼くと、油がしたたり落ちて炎が上がり、濃厚な白い煙が立ち上って「目と鼻に絶えず訴えかける」と描写した。
 
 そのうえで、関西流では腹開きにしたウナギを長い鉄串に刺して焼くのだと伝えた。そして、蒲焼にしたウナギは、皮までしっかりと歯ごたえがよく、肉はやわらかくて濃厚な味わいで、細かな骨まで軟らかく一緒に食べられるという。
 
 また、福岡には「せいろ蒸し」という独特の調理方法があるとも紹介。起源は江戸時代にまでさかのぼり、ウナギは時間がたって冷めると硬くなってしまうため、これを防ぐため「蒸し」という調理法を取るようになったという。この中国人が訪れた店では、独特の方法でウナギを焼いたのち、ご飯と細く切ったタマゴ焼きを一緒に木の箱に入れ、約5分蒸すと、味がさらに染み込み、1時間は保温できると伝えた。
 
 さらに、タレも何もつけずに焼く「白蒲焼」もあるが、これはウナギの品質に対して十分な自信があるゆえの調理法だと紹介。脂身が十分で、生臭くない質の高いウナギを使用しているという。他にも、ウナギの内臓を利用した串焼きもあり、5〜6匹分のウナギの内臓で1本の串焼きができると伝えた。
 
 日本では古くから食されてきたウナギ。最適な焼き加減を会得するのは難しいといわれ、まさにウナギのかば焼きは職人技と言える。近年の価格高騰はウナギの稚魚減少と関係しているといわれるが、日本のこうした伝統がウナギの減少によって失われることがないことを願いたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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