一流大学に入れたいなら・・・日本では幼稚園前から奮闘を始める=中国

一流大学に入れたいなら・・・日本では幼稚園前から奮闘を始める=中国

中国の大学入試に当たる「高考」が6月7日から8日にかけて行われた。受験生はもちろんのこと、親、兄弟姉妹、親族までが固唾を呑んで見守る。なぜなら、中国の大学受験は「一発勝負」だからだ。この高考の成績でその後の人生がすべて決まってしまうと言っても過言でないくらい大切な試験なのだ。(イメージ写真提供:123RF)(イメージ写真提供:123RF)

 中国の大学入試に当たる「高考」が6月7日から8日にかけて行われた。親、兄弟姉妹、親族までが固唾を呑んで試験を見守る。なぜなら、中国の大学受験は「一発勝負」だからだ。この高考の成績でその後の人生がすべて決まってしまうと言っても過言でないくらい大切な試験なのだ。
 
 日本にも受験戦争は存在するが、中国メディアの今日頭条はこのほど、子どもを一流大学に入学させたいと考える日本の保護者は「子どもが幼稚園に入学する前から奮闘を開始する」と紹介する記事を掲載し、日本と中国の大学入試の違いや、日本の親の教育についての考え方を考察している。
 
 まず記事は、日本の大学入試について、「東京大学や京都大学などの国立大学に入学するためには、まず大学センター試験を受験する必要があり、さらに私立大学を含め、学校ごとの試験を受ける必要がある」ことを紹介。一方、私立大学には「別ルートがある」ことを伝え、それは「エスカレーター式」であることを紹介し、日本にはエスカレーター式で一流大学に入学させるため、一流幼稚園に入れたがる親は少なくないと紹介した。
 
 続けて、日本のエスカレーター式の一流幼稚園に子どもを入園させることができれば、その子どもの将来は明るいものになる可能性が高いことを紹介する一方、そのためにはお金と手間が必要になると指摘。たとえば、まず良い場所に家を購入したり、勉強を教えたりなど、幼稚園に入るためだけでも数百万円の費用が必要であることを紹介する一方、日本では多くの犠牲を払っても子どもに「幼稚園の受験」をさせる親が少なからず存在することを紹介した。
 
 中国の一発勝負の大学受験に比べれば、日本には大学に入学する方法が複数あるうえ、入学試験も複数受けられることはうらやましく見えるようだ。昨今の中国では良い大学に入っても必ずしも良い仕事に就けるわけではないのが現状だが、まだまだ中国も学歴社会だ。毎年、高考の際には試験会場の周りの道路が通行禁止になるが、それだけ高考は中国人にとって大切な試験ということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)(イメージ写真提供:123RF)

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