日本留学には苦労もあった・・・でも今の生活は「愛着がある」=中国報道

日本留学には苦労もあった・・・でも今の生活は「愛着がある」=中国報道

日本学生支援機構によれば、2016年5月1日時点で日本に留学していた外国人学生の数は前年比14.8%増23万9287人となった。国籍別で見れば、中国人が最多であり、その数は震災以降は増加傾向にある。(イメージ写真提供:123RF)

 日本学生支援機構によれば、2016年5月1日時点で日本に留学していた外国人学生の数は前年比14.8%増23万9287人となった。国籍別で見れば、中国人が最多であり、その数は震災以降は増加傾向にある。
 
 日本に留学の理由は人によって様々であろうが、日本に対する憧れという要素もあるのではないだろうか。日本に留学する中国人が増加傾向にあることについて、中国メディアの今日頭条はこのほど、実際に日本に留学していたという中国人学生の手記を掲載した。
 
 記事によると中国人の若者が日本への留学を考える理由として、名門大学で学びたいと言うものもあれば、日本の文化が好きという理由、アイドルやアニメが好きなど、きっかけは非常に多岐にわたるのだという。中国では多くの若者が日本への憧れを持っていることがわかるが、この中国人は「憧れをただの憧れで終わらせず、実際に日本の大学への留学を実現させ、留学生活もすでに2年が過ぎた」という。
 
 留学と聞けば周りの中国人からは羨ましがられるというが、初めは理想とは裏腹に日本で学ぶ現実は厳しく、見ず知らずの日本で奮闘を強いられたようだ。言語の壁に加えて生活習慣の違い、学業とアルバイトの両立、両親や友人と離れて暮らす寂しさ、また自分の言動に気を使い、周りから白い目で見られないように気をつかうなど、様々な苦労があったとしている。
 
 親元を離れた学生の誰もが直面する共通の悩みもあるが、留学生ゆえに言語や文化、生活習慣の違いも加わり、その留学生活のなかには辛い日々もあったようだ。しかし痛みや涙の思い出ばかりではないとし、春には花見をし、花びらの散る景色と人びとの喧騒と音楽を楽しんだこと、富士登山をして山頂から雲海を見下ろす眺めが神秘的だったこと、また日常生活で目にするありふれた街角の光景も今では愛着を抱くようになっているとした。
 
 ちなみにこの留学生の両親がこの手記を受けて息子に送った手紙も掲載されているが、彼が中学2年生の時から日本への留学を志し、努力してきた姿を見てきただけに、親心としては子と離れている2年間は同じように辛いものであったが、子の将来を心から願い、応援している気持ちが伝わって来る内容となっている。こうして憧れだけでは終わらせず、日本へやってくる留学生たちには日本で夢を叶えることができるよう応援したいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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