なぜだ! わが国と違って「日本の学校が地震で倒壊しない理由」=中国

なぜだ! わが国と違って「日本の学校が地震で倒壊しない理由」=中国

日本は地震災害の多い国であり、それは中国でも広く知られている。2008年に中国四川省で発生した四川大地震では学校が倒壊し、多くの子どもたちが瓦礫の下敷きになって死亡したためか、日本に留学する中国人学生のなかには「地震の多い日本でも、学校の校舎が倒壊する危険性があるのではないか」と懸念する人がいるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本は地震災害の多い国であり、それは中国でも広く知られている。2008年に中国四川省で発生した四川大地震では学校が倒壊し、多くの子どもたちが瓦礫の下敷きになって死亡したためか、日本に留学する中国人学生のなかには「地震の多い日本でも学校の校舎が倒壊する危険性があるのではないか」と懸念する人がいるようだ。
 
 だが、中国メディアの今日頭条は19日、日本に留学する中国人学生や保護者にとって、日本が地震多発国であることは不安要素の1つであると伝える一方、「日本では学校が災害発生時の避難場所になるほど、校舎が堅牢だ」と伝え、中国とは違うと紹介している。
 
 記事は、四川大地震によって倒壊した校舎の数は何と6898棟に達したことを紹介し、倒壊した校舎の下敷きになって死亡した子どもたちも多かったことを伝える一方、日本では「学校は災害時の避難所」であるのは常識であり、地震で校舎が倒壊してはならないというのは「日本における基本原則」であると指摘した。
 
 続けて、日本で学校が避難場所に定められるようになった経緯として、多くの校舎が倒壊、焼失した関東大震災がきっかけだったと紹介。関東大震災を教訓とし、日本は学校の鉄筋コンクリート化を採用したとし、これによって学校は各地域で最も堅牢な建物の1つとなり、災害時の避難場所になったのだと紹介した。
 
 さらに、阪神・淡路大震災など大地震が起きるたびに建築基準法が改正されたり、校舎の補強を進めるなど、適時対策を取っていることを紹介。地震が頻発する日本において、大地震が起きても学校の校舎が「屹立して倒壊しない」のは、こうした理由があるからだと紹介している。中国では政府関連の建物ほど頑丈だと指摘され、四川大地震の際も校舎が軒並み倒壊したのに対し、政府関連の建物はあまり大きな被害を受けなかったことが大きな問題となった。子どもは国の未来を担う存在であり、校舎を堅牢にして子どもたちの命を守ることは国にとっても価値あることだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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