日本は「核大国になるだけの実力を持つ」、枕を高くして寝られない=中国

日本は「核大国になるだけの実力を持つ」、枕を高くして寝られない=中国

日本では北朝鮮の核問題が注目されているが、中国では「日本の核開発」に警戒すべきという声が根強く存在する。日本が核兵器を開発することなどあり得ることではなく、米国も日本の核開発は許さないだろう。それにも関わらず、なぜ中国では「日本の核開発」を警戒する声が存在するのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

 日本では北朝鮮の核問題が注目されているが、中国では「日本の核開発」に警戒すべきという声が根強く存在する。日本が核兵器を開発することなどあり得ることではなく、米国も日本の核開発は許さないだろう。それにも関わらず、なぜ中国では「日本の核開発」を警戒する声が存在するのだろうか。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は世界の核大国になるだけの実力を持っている」と主張し、日本が隣国であることは中国にとって「枕を高くして寝ることはできない」ことであると主張している。
 
 北朝鮮が核兵器の開発を進めていることについて、記事は「米国など外敵からの防衛である」のに対して、日本の核開発は「アジア、そして世界を支配することが目的だ」と主張。そして、その根拠として「日本が集団的自衛権を解禁し、平和憲法として名高い憲法第9条の改正に動き出している」ことを挙げた。
 
 さらに、日本は核兵器こそ保有していないものの、過去には高濃縮ウランを大量に保有していたことが分かっているとし、「日本の技術力を持ってすれば短時間のうちに大量の核弾頭を製造できたはず」と主張。さらに、「日本のH2Aロケットは核弾頭を搭載したうえで長距離弾道ミサイルとして使用できるだけの性能を持っている」と指摘した。ゆえに、「日本はその気になればあっという間に核武装できる」と主張した。
 
 また記事は、北朝鮮のミサイル発射実験は「日本に核開発の言い訳を与えてしまう」と主張し、北朝鮮の核問題を解決するうえではまず、「国連によって、日本の核能力を調査する必要がある」と主張した。そして「日本の軍事力を削ることは、米国の軍事力を削ることになり、中国にとっては絶好の機会ともなる」と主張した。
 
 日本と中国は民間レベルでは良好な関係と言えるだろう。実際、親日家の中国人は少なくない。だが、国と国の問題となるとなかなか良い関係性が築けないのが現状だ。中国は日本に侵略された過去があるからなのか、日本の防衛をめぐる動きが信用できないようで、それが「日本の核開発」などといった警戒心につながっているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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