コメを食べなくなっている日本人、安全で美味しいコメを求める中国人=中国報道

コメを食べなくなっている日本人、安全で美味しいコメを求める中国人=中国報道

国土の広い中国では地域によって食習慣に大きな違いがある。小麦粉で作られた饅頭(マントウ)や餃子などが主食として食卓に上ることが多い中国北方に対し、南方に住む人びとの主食は、日本と同じコメが中心だ。(イメージ写真提供:123RF)

 国土の広い中国では地域によって食習慣に大きな違いがある。小麦粉で作られた饅頭(マントウ)や餃子などが主食として食卓に上ることが多い中国北方に対し、南方に住む人びとの主食は、日本と同じコメが中心だ。
 
 中国メディアの新浪は22日、中国の農業関係者がこのほど日本の農業生産などの現場を視察に訪れたことを紹介し、日本では経済発展に伴い、人びとの食生活も変化を遂げていることを伝えた。
 
 記事はまず、日本の事例から「コメの消費量の変化は経済発展と関係があるようだ」と伝え、「経済が成長しているとき、コメの消費量は伸び続けるものの、経済成長が鈍化して社会が成熟すると、コメの消費量が減少する」可能性があると指摘した。
 
 さらに、インドネシアと日本のコメ消費量について比較し、インドネシアにおける年間の1人あたりコメ消費量は平均200kgであるのに対し、現在の日本の消費量は平均54kgに過ぎないと紹介。日本の50年前の消費量は約120kgほどだったと紹介し、日本では経済の発展に伴って消費者の食生活が多様化し、コメの需要が減少していると指摘した。
 
 一方で記事は、日本でも過去には「安全で美味しいコメ」に対するニーズが高まった時期もあることを紹介しているが、まさに現在の中国がこの時期に該当すると言えるだろう。
 
 中国では深刻な環境汚染によってコメの重金属汚染など、様々な問題が発生していて、安全で美味しいコメに対する人びとのニーズは非常に高まっている。中国人が日本で電気炊飯器を爆買いしたのも、美味しいコメを食べたいというニーズの現れであり、日本産のコメは中国市場を積極的に開拓することで日本国内における消費量減少を十分に補うことができるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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