日本の外食産業は中国にとって「学び、参考」にすべき対象=中国報道

日本の外食産業は中国にとって「学び、参考」にすべき対象=中国報道

外食産業は常に時代と経済の流れによって変化するものだ。経済発展を続ける中国では、中華料理のほかに、イタリアンやタイ料理、日本料理といった各国の食が外食産業に参入している。中国の外食産業はこれからさらに成長が期待できる分野と言えるが、中国メディアの聯商資迅はこのほど、日本の外食産業の動向を分析する記事がに掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 外食産業は常に時代と経済の流れによって変化するものだ。経済発展を続ける中国では、中華料理のほかに、イタリアンやタイ料理、日本料理といった各国の食が外食産業に参入している。中国の外食産業はこれからさらに成長が期待できる分野と言えるが、中国メディアの聯商資迅はこのほど、日本の外食産業の動向を分析する記事がに掲載された。
 
 日本はすでに外食産業が成熟しており、サービスや経営の面で中国にとっては学ぶべき点が多いとしている。近年の日本の外食産業の特色として、オートメーション化、店舗の小型化が見られるとする一方、その競争は熾烈であり、「外食産業界では熾烈な椅子取りゲームが繰り広げられている」とした。
 
 日本のこれまでの外食産業界の動向を分析すると「成長期、成熟期、衰退期」と3つの過程に分けられるとし、これはこれから中国の外食産業も辿るであろう過程であるとした。1975年から25年間は日本の外食産業は成長期であったとし、経済の成長に伴って各家庭の生活も豊かになり、安定したため、外食をするゆとりも生まれたころであるとした。
 
 そして「現在の中国の状況がちょうどこの時期の日本の状況に類似している」とし、2016年の中国の各家庭の自動車所有率が約31%であり、こうした数値も日本の当時と同じであるとした。
 
 後の「成熟期」については90年代後半に各料理の専門店が成長し、焼肉店や海鮮店などが流行し始めたとし、こうした状況も徐々に中国で見られるようになっているとした。そして「衰退期」としては、「徐々に郊外へと外食産業が進出するなかで、ファミリーレストランの普及も伴い価格競争が激しくなり衰退期が始まった」としている。
 
 しかしこうした衰退期の中で日本が「より専門的な分野に絞って食を提供することや、提供される食材の産地を明示することによって体験の要素を盛り込むこと」など、激しい競争の中に新たな活路を見出していることから、現在まだ成長期にある中国の外食産業界の椅子取りゲームにはまだ「大きな椅子も、小さな椅子も残されておりチャンスはある」とした。
 
 食に大きな関心を持つ国民性であり、新しいものを取り込むことに柔軟な姿勢を見せる中国において、今後の外食産業がどのような発展を遂げていくのか、日本の外食産業にとってのチャンスもまだ数多く存在するはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)