スクープ! 室町時代にラーメン? 日本で最初の「中華麺」が存在した!

スクープ! 室町時代にラーメン? 日本で最初の「中華麺」が存在した!

新横浜ラーメン博物館が今月14日、1階展示ギャラリーをリニューアルすることを発表した。室町時代から現在に至るまでのラーメンの歴史を、新たにわかった新事実も交えて、様々な文献をもとに解明する。(画像は新横浜ラーメン博物館によるイメージ図)

 新横浜ラーメン博物館が今月14日、1階展示ギャラリーをリニューアルすることを発表した。室町時代から現在に至るまでのラーメンの歴史を、新たにわかった新事実も交えて、様々な文献をもとに解明する。
 
 これまでのラーメンの歴史では、水戸黄門こと徳川光圀が食べたのが最初とされていたが、今回、それより早い室町時代に、ラーメンのルーツとなる中国の麺料理が食べられていたことがわかったという。
 
 中華麺の定義は「かん水」を使っているということ。「かん水」とはアルカリ塩水溶液で、小麦粉に混ぜることで、しなやかさとコシを出し、発色をよくする効果がある。この中華麺がなんと室町時代に食べられていたという記述を、株式会社イナサワ商店・会長である稲澤敏行氏が資料を見つけ、この度リニューアルする展示で紹介する運びとなった。
 
 調査結果によると、室町時代のある僧侶が、中国書籍「居家必要事類」に記載のあるお酒や麺を調べ、そこに書かれていた「経帯麺」というものを来客に振舞ったことがわかったそうだ。
 
 この経帯麺は、書籍に残されたレシピによると、最上小麦粉2斤、けん※(炭酸ソーダ)1両、塩2両を使うと書かれており、この作り方はまさに「中華麺」と言えるものなのだそう。「かけ汁は任意である」として、スープの作り方に関しては書かれていないものの、現存する資料の中では、この「経帯麺」が日本で最初の中華麺と考えられるとのこと。
※正しくは「石」へんに「咸」
 
 今回の展示リニューアルでは、室町時代から現在に至るまでのラーメンの歴史を、様々な文献をもとに解明。特に黎明期と言われていた明治から戦前までのラーメンの歴史は、様々な発見があり、いかにして中国の麺料理がラーメンに変容していくかがわかるという。
 
展示のほかにも、ラーメンのテイスティングが楽しめる無料体験コーナーも実施。ラーメンファン必見のリニューアルになりそうだ。(画像は新横浜ラーメン博物館によるイメージ図)

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