ダークなのに温かみがある・・・日本の街に存在するリアルな「深夜食堂」=中国メディア

ダークなのに温かみがある・・・日本の街に存在するリアルな「深夜食堂」=中国メディア

飲食チェーン店が、24時間営業や深夜営業を取りやめる動きが出ている。ニーズ低下が要因の1つにあるようだが、その一方で、根強いニーズに支えられて、今も昔も深夜営業を続ける個人経営の飲食店も数多く存在する。中国メディア・環球時報は3日、日本に存在するリアルな「深夜食堂」が持つ、ノスタルジーな雰囲気について紹介する記事を掲載した。(イメーシ?写真提供:(C)tktktk/123RF)

 飲食チェーン店が、24時間営業や深夜営業を取りやめる動きが出ている。ニーズ低下が要因の1つにあるようだが、その一方で、根強いニーズに支えられて、今も昔も深夜営業を続ける個人経営の飲食店も数多く存在する。中国メディア・環球時報は3日、日本に存在するリアルな「深夜食堂」が持つ、ノスタルジーな雰囲気について紹介する記事を掲載した。
 
 記事は、「日本では深夜営業の飲食店が多く、しかもそれぞれ特色を持っている。最も人に温かみを感じさせるのは、日本ならではの食堂や、道路沿いに店を構えるラーメン店や居酒屋だ。これらは総じて、漆黒の夜の中で温かい光を放っているのである」と説明した。
 
 そして、現在中国でもリメイク版ドラマで話題を集めている「深夜食堂」という言葉について、「一般的に、深夜営業の大衆的な食事処を指す。夜から早朝にかけて営業し、古びた外観に古びた木のイス、歳月のあとが刻まれたテーブルが並んでおり、歴史と人情味にあふれている。そしてすべてが素朴で自然なのだ。大概老夫婦が切り盛りしていて、壁には店主が手書きしたメニューが張り出されている。過剰な装飾はなく、出てくる料理も至って普通。まさに、日本のドラマ『深夜食堂』の世界なのである」と伝えた。
 
 そのうえで、東京で「深夜食堂」のノスタルジーを感じることができる場所として、日暮里駅付近にある食堂と、新宿西口の「思い出横丁」を紹介。1960年代の日本の大衆食堂の雰囲気を味わうことのできる場所で、観光スポットにもなっているとした。
 
 また、深夜営業しているラーメン店や、移動式のラーメン屋台も「日本の特色を持つ深夜食堂である」と説明。夜になると出動する屋台は、ラーメンのほかにおでんなどもあり、夜遅くまで働くサラリーマンなどのニーズを満たしていると紹介した。さらに、日本国内にあまねく存在する深夜営業の居酒屋についても言及。そこには「古めかしさとともに、温かみを感じる」とし、男性のみならず女性客も多く見かけると伝えている。
 
 午後9時、10時以降に食事をすると太りやすい、体に良くないという話をよく見聞きする。それはそうなのかもしれないが、夜がどっぷりと更けた暗く静かな中で灯りをともす食堂や酒場に入り、酒を飲み、飯を食らうというのは、他の時間帯では決して味わうことのできない贅沢な体験だ。どことなく感じる背徳感と退廃感、そしてノスタルジーが、「深夜食堂」を魅力的なものにしているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)tktktk/123RF)

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