旅行だけでは分からない「中国人から見た日本と中国の違い」=中国報道

旅行だけでは分からない「中国人から見た日本と中国の違い」=中国報道

漫画やアニメの影響から、日本に好意的な感情や興味を持つ中国人が増えてきており、アニメの聖地をめぐるために訪日する中国人も少なくない。以前に比べ、日本や日本人に対する理解も進んでいると思われるが、中国人から見ると日本という国や日本人はどのように映っているのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

 漫画やアニメの影響から、日本に好意的な感情や興味を持つ中国人が増えてきており、アニメの聖地をめぐるために訪日する中国人も少なくない。以前に比べ、日本や日本人に対する理解も進んでいると思われるが、中国人から見ると日本という国や日本人はどのように映っているのだろうか。

 中国メディアの簡書はこのほど、日本で長く暮らしているとう中国人が執筆した書籍の内容として、中国人から見た日本について紹介する記事を掲載した。

 この本を紹介しているのは日本を観光で訪れた中国人で、彼女は日本へ向かう機内の中でこの本を読んだという。なぜなら彼女は1週間の滞在だけで日本人の性質を理解したり、日本の風土や人の情を知ることは難しいと思い、事前にこの本を読もうと思い立ったとしている。

 彼女は本の内容から、「自分が日本を訪れても知ることのできなかったであろうこと」を選んで3つ紹介している。1つは「読書」であり、日本人は読書家であると紹介した。これは実際に地下鉄など様々な場所で多くの日本人が読書をしているのを目にし、日本人は読書が好きなのだと実感したようだ。多くの日本人が手にしていた本のサイズは小さく、表紙が折り曲げられる文庫本だったことが驚きだったようだ。

 中国で一般的な本は表紙がしっかりした分厚いものなので、移動中に読むには不便だ。また、中国人の年間の平均読書量は8冊以下であり、あまり読書をしない国民と言われており、地下鉄で読書をしている日本人の姿は新鮮に映るようだ。

 2つ目に「家族関係」を挙げ、日本人と中国人は「家族」に対する概念が異なるとした。本が紹介したのは「日本人は団体意識こそ強いが家族の絆が希薄」とし、中国では子どもは全面的に親の庇護を期待し、自分が成長したら親の面倒を見る責任と束縛が生じ、これは自分の家庭を持ったとしても弱まることはないとした。

 3つ目に「教育」を挙げ、日本の教育の中で美しさを感じる心を育てることに重きが置かれていると紹介した。この中国人は日本を観光している際、修学旅行の学生を目にしたが、子どもたちが観たものについて書き留めたり絵をかいたりしている姿に感銘を受けたとしている。

 記事は、中国人にとって、日本は「理解したと思っても、まだ片目をつむって物を見ているような国」であり、日本と中国には「距離がまだまだ存在する」としている。しかし、こうした違いや距離を認めるところから理解が進んでいくとも言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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