日本の駅弁に対抗できるようになった! 中国高速鉄道で出前サービス導入

日本の駅弁に対抗できるようになった! 中国高速鉄道で出前サービス導入

中国国内における高速鉄道の営業距離は2016年末時点で2万2000キロメートルに達したが、中国ではさらなる拡張が続いている。路線の拡張に伴い、車内におけるサービスの向上も期待されており、「駅弁」の質については以前から改善の必要性が指摘されている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国国内における高速鉄道の営業距離は2016年末時点で2万2000キロメートルに達したが、中国ではさらなる拡張が続いている。路線の拡張に伴い、車内におけるサービスの向上も期待されており、「駅弁」の質については以前から改善の必要性が指摘されている。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国は高速鉄道の車内で販売される弁当の質向上とは違う形で、利用客の利便性を高める取り組みを始めたことを紹介している。
 
 中国のネット上で行われた一部調査によれば、約93.6%の回答者が「高速鉄道の車内販売の弁当は高い」と感じており、約80.3%の回答者が「食事の時間に乗車していても駅弁は買わない」と回答した。こうした回答から見えてくるのは、高速鉄道の利用客は弁当に大きな不満を抱えているということだ。
 
 多くの利用者の期待に声に応えて、中国は7月17日から天津、上海、広州などを含む27都市の高速鉄道の路線で、乗客が乗車券を購入する際に、出前仲介サービスを利用して好みの料理を予約できるサービスをスタートさせた。飲食の出前仲介サービスとは、スマートフォンなどからサービスに加盟している飲食店の料理を届けてもらうサービスで、既に中国では多くの人々に利用されているサービスだ。通常は出前を行っていない店の料理であっても、この仲介サービスを利用することで自宅や職場に届けてもらえるのでとても人気があり、同様のサービスは日本にも存在する。
 
 鉄道会社と提携飲食店の数が大幅に拡大したため、高速鉄道の利用客は約1万2306種類から乗客は料理を自由に選べるようになったという。中国のある経済評論家は今回の改革について、今までは乗客の要望に応えられていなかった高速鉄道の飲食サービスも、今回の改革によって乗客の望む「新鮮さと、個々の好みの味を素早く提供できるようになった」と主張。日本の車内販売や駅弁のサービスは質が高いとしながらも、中国は出前サービスの導入によって日本の成熟した飲食サービスに十分対抗できるようになったと自信を見せた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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