中国人旅行客はみなお金持ち? いや、消費に対する概念が違うんだ=中国報道

中国人旅行客はみなお金持ち? いや、消費に対する概念が違うんだ=中国報道

爆買いという言葉を耳にするようになって久しい。中国人の爆買いが減少しつつあると言われるが、それでも中国人の消費は今なお旺盛であり、日本にやってくる中国人は「お金持ちだ」と思った日本人も大勢いるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 爆買いという言葉を耳にするようになって久しい。中国人の爆買いが減少しつつあると言われるが、それでも中国人の消費は今なお旺盛であり、日本にやってくる中国人は「お金持ちだ」と思った日本人も大勢いるだろう。
 
 中国メディアの捜狐はこのほど、「中国人の消費に対する意欲はなぜ先進国の国民である日本人より旺盛なのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日中両国の一般的な消費の概念について論じた。
 
 まず記事は、中国では近年、経済的に豊かになったことを背景に海外旅行がブームとなっており、距離的に近いことなどを理由に日本を渡航先として選ぶ中国人が増えていることを紹介しつつ、日本人は中国人による爆買いを見て、「中国人はお金持ちだ」というイメージを持ったと紹介した。
 
 これに対し、日本に旅行する中国人は「国民全体のごく一部の豊かな人びと」であるうえ、中国人には「窮家富路」という考え方があると紹介。これは普段は節約しながらも、旅に出るときには多めにお金を携えていくという考え方であり、中国で日常的に爆買いしているわけではないとした。
 
 また、中国の若者はお金の使い方が荒い傾向にあるとし、「価格が日当の3分の1もするコーヒーを毎日飲みに行く若者は少なくない」としながらも、50−60代の中国人は非常に倹約家であると紹介。著しい経済発展のもとで育った若者たちは給料がどんどん伸びていて、「お金を使ってしまっても、また稼げばよい」という考え方を持っていると紹介した。
 
 それゆえ、いわゆる80後(1980年以降に生まれた人たち)、90後(90年以降に生まれた人たち)、00後(2000年以降に生まれた人たち)と呼ばれる世代のなかには「まったく貯金がない人も多い」と紹介し、「消費は経済発展に大切な役割を担っているが、消費と貯蓄の平衡を保つことも大切である」と論じた。
 
 場所や国、そして時代が違えば、お金と消費についての考え方も違ってくる。これは日本のバブル世代とその下の世代の違いでも顕著に見られることだと言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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