中国で数多く見かける物乞い、なぜ日本にはいないのか=中国報道

中国で数多く見かける物乞い、なぜ日本にはいないのか=中国報道

中国を訪れたことのある人ならば、駅や繁華街など人が多く集まる場所には物乞いをする人が数多くいることに気づいたかもしれない。中国には1つの職業として物乞いをする人もいると言われているが、なかには何らかの理由で職を失い、止むを得ず物乞いをしている人もいるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 中国を訪れたことのある人ならば、駅や繁華街など人が多く集まる場所には物乞いをする人が数多くいることに気づいたかもしれない。中国には1つの職業として物乞いをする人もいると言われているが、なかには何らかの理由で職を失い、止むを得ず物乞いをしている人もいるだろう。
 
 さまざまな理由で来日する中国人が年々増加するなか、中国人が日本人の生活や日本社会の状況を見る機会が増えているが、日本を訪れた中国人が日本で驚くことの1つに「日本には物乞いがいない」ということが挙げられる。日本にもホームレスと呼ばれる人はいるものの、路上で物乞いをすることはまずない。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本のホームレスの人びとから日本の文化が見えてくる」という記事を掲載し、日本のホームレスの実態について紹介している。
 
 記事はまず、「多くのホームレスは、橋の袂や公園でブルーシートやダンボールで作った部屋に住んでいる」ことを紹介し、さらに「日本の行政が提供する生活保護を受けないことや、たとえ餓死することになったとしても物乞いはしないのが日本人だ」などと紹介した。
 
 さらに、「ホームレスの多くはもともと会社員などで、リストラなどの理由で浮浪者になった。だが、多くの人は帰る家がないのではなくて、家に帰らないことを自ら選んでいる」と紹介。最後に、ホームレスになる理由として、「日本人は自尊心が強いため、たとえ餓死することになっても物乞いはしない」とし、「日本社会では働かずして富を得ようとすることは恥ずかしいこととみなされることも、日本に物乞いがいない理由である」と紹介した。
 
 中国には多くの物乞いが存在する。なかには雇われて物乞いをしている人たちも存在するようだが、生きていくためにやむをえない人々もいる。政府から援助を受けられるのに、それを受けようとしない日本のホームレスから見えてくる日本人の感覚は、多くの中国人には理解できない点かもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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