東京五輪だけが理由じゃない! 中国人が東京の不動産に関心を持つ理由=中国報道

東京五輪だけが理由じゃない! 中国人が東京の不動産に関心を持つ理由=中国報道

中国人にとって「家」は一族の拠り所であり、中国では家を所有してこそ、腰を落ち着けて生活ができるという考え方が一般的だ。そのため、「家」を所有することは非常に大きな意味を持ち、その社会的ステータスも日本より高い。そのため、中国人の不動産に対する関心は非常に高く、投資として複数の不動産を所有している中国人も少なからず存在する。(イメージ写真提供:123RF)

 中国人にとって「家」は一族の拠り所であり、中国では家を所有してこそ、腰を落ち着けて生活ができるという考え方が一般的だ。そのため、「家」を所有することは非常に大きな意味を持ち、その社会的ステータスも日本より高い。そのため、中国人の不動産に対する関心は非常に高く、投資として複数の不動産を所有している中国人も少なからず存在する。
 
 中国メディアの北京時間はこのほど、「日本の不動産が中国人の関心を集めているのはなぜか」と疑問を投げかけ、その理由を考察する記事を掲載した。
 
 記事は、2020年の五輪開催地が東京に決定して以降、2014年から16年の間に東京の不動産価格が30%も上昇したという統計に触れ、五輪の開催が及ぼす大きな影響が中国人投資家の目に留まっているとした。過去のロンドン、北京、アテネという開催都市の5年間の不動産の推移を比較してもすべて急激な上昇をしていることからしても、中国人は「五輪が東京の不動産価格をさらに引き上げることは確実」と見ていると伝えた。
 
 また、15年には中国の投資家グループが東京品川区の高層ビルを取得したと紹介したほか、15年上半期に東京で売りに出された不動産の10%前後を中国人が購入しており、既に中国人投資家たちは数年前から行動を起こしていることを伝えている。
 
 中国人の購買の動きに対し、日本のメディアは「中国人の不動産の爆買いによって地価が値上がりしたと日本人が嘆いている」と報じていると紹介する一方、中国人はなぜこれほど東京の不動産に関心を持っているのだろうか。
 
 東京五輪の要素以外にも、日本は賃貸市場が成熟しており、東京では借り手の需要が大きいこと、また「日本は教育や医療の面で優れている」ゆえに、自身や子が日本に住む可能性も大いに考えられると紹介。また中国の不動産事情と比較すると、購入に際に様々な条件がないことや購入後は永久に自身の資産として保障されることは中国人にとって大きな魅力となるようだ。東京五輪の開催が近づくにつれ、不動産市場における中国人富裕層の動きもますます激しくなりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)