中国で増える富裕層・・・海外での資産運用ニーズをフィンテックが狙う=中国報道

中国で増える富裕層・・・海外での資産運用ニーズをフィンテックが狙う=中国報道

日本の不動産に投資する中国人富裕層が増えているように、中国では国外で積極的に資産を運用する動きが広がっている。こうしたニーズを捉え、フィンテックを活用し、海外での資産運用サービスを提供する動きも広まっている。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の不動産に投資する中国人富裕層が増えているように、中国では国外で積極的に資産を運用する動きが広がっている。こうしたニーズを捉え、フィンテックを活用し、海外での資産運用サービスを提供する動きも広まっている。
 
 中国語で富裕層は「高?値人群」と呼ばれるが、中国メディアの和訊網は21日、中国の富裕層が中国経済の発展と共に急増しており、富裕層にとって関心の的である海外での資産運用がフィンテックを活用したサービスで広がりを見せていると伝えている。
 
 記事は、中国の民間シンクタンク「胡潤研究院」の報告書を引用し、中国の富裕層のうち、「将来的に国外の金融資産を取得する、あるいは国外で投資をする予定」と回答したのは実に約5割に達したことを紹介。中国人富裕層は国外での投資に対して旺盛な意欲を持っていることを伝えた。
 
 続けて、国外への投資を行うにあたって問題となるのは、主に言語や文化の違いを背景とした情報の非対称性が生じやすいこと、投資先の優劣の確認がしにくいこと、取り引きが煩雑でリアルタイムでの取引がしにくいことなどが挙げられるとし、こうした問題を解決するフィンテック関連サービスが登場していることを伝えた。
 
 また記事は、中国の招商銀行がまとめた2017年中国個人資産報告の内容として、中国における投資可能な個人資産の総額は17年末までに188兆元に達する見込みだとする一方で、中国の富裕層の投資目的は資産保全から「資産の継承」へと変化しつつあることを紹介し、フィンテック関連企業はこうしたニーズを取り込むために激しい競争を繰り広げていると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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