中国高速鉄道の「あの事故」から6年、もうそろそろ「走行速度を引き上げても・・・」=中国報道

中国高速鉄道の「あの事故」から6年、もうそろそろ「走行速度を引き上げても・・・」=中国報道

中国高速鉄道はもともと時速350キロメートルで営業走行が可能だが、2011年7月に発生した衝突事故を受け、現在は速度を落として営業が行われている。しかし、事故から6年が経過したこと、さらに近年は重大な事故を起こしていないことなどを理由に、「速度を引き上げるべき」という声も高まっている。 (イメーシ?写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)

 中国高速鉄道はもともと時速350キロメートルで営業走行が可能だが、2011年7月に発生した衝突事故を受け、現在は速度を落として営業が行われている。しかし、事故から6年が経過したこと、さらに近年は重大な事故を起こしていないことなどを理由に、「速度を引き上げるべき」という声も高まっている。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、北京市と上海市を結ぶ京滬高速鉄道が10月1日の国慶節(建国記念日)前後から、時速350キロメートルに再び引き上げる可能性が浮上していることを伝え、「速度を落として営業し始めてから、もう6年が経過した」と指摘、そろそろ時速を引き上げても良い頃だと論じる記事を掲載した。
 
 記事はまず、中国高速鉄道が現在、速度を落として運転していることについて、「そもそも2011年7月の事故とは無関係であるはず」と主張。11年7月の事故が発生する前、中国では7つの路線で時速350キロメートルの営業運転が行われていたとしつつ、事故発生によって速度の引き下げを余儀なくされたと論じた。
 
 だが、事故はもともと車両の速度が原因で起きたものではなく、事故原因と速度は無関係だったと指摘。そのため、すでに中国国内では速度の引き上げをめぐる非難の声は小さくなっていると指摘した。
 
 続けて記事は、中国高速鉄道が時速350キロメートルで走行することは、乗客にとってもメリットがあり、高速鉄道側にとっても、1日あたりの運行本数の増加や乗車券の価格引き上げによる利益の増加というメリットが見込めると主張。事故から6年が経過し、その後は重大な事故も起きていない以上、「そろそろ速度引き上げを実施しても良い頃だ」と論じた。(編集担当:村山健二) (イメーシ?写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)

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