日本は中国以上に社会主義らしい国・・・日本が尊敬するに値する国である理由=中国報道

日本は中国以上に社会主義らしい国・・・日本が尊敬するに値する国である理由=中国報道

中国は社会主義国だが、経済面では市場経済を導入しており、国民間の格差は日本以上に大きい。日本ではなかなか考えられないほど莫大な資産を持つ人が数多くいる一方で、食べるものに事欠くほど貧しい暮らしを強いられている人も多い。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は社会主義国だが、経済面では市場経済を導入しており、国民間の格差は日本以上に大きい。日本ではなかなか考えられないほど莫大な資産を持つ人が数多くいる一方で、食べるものに事欠くほど貧しい暮らしを強いられている人も多い。
 
 中国では日本について「中国以上に社会主義らしい国」という見方もあるが、これは中国以上に社会的弱者や社会的少数者への配慮ができていることを表現した言葉であろう。
 
 中国メディアの捜狐はこのほど、「日本はなぜ尊敬するに値するのか」という記事を掲載し、北海道で廃止が決まっていた鉄道の駅で起きた心温まる出来事を例に「日本は社会的弱者や少数派を無視しないからこそ、尊敬に値するのだ」と論じた。
 
 記事が紹介した鉄道駅とは、JR北海道の石北本線の「上白滝駅」だ。この駅は利用客の減少を背景に廃止が決定していたが、1人の女子高校生がこの駅を利用して通学していることが分かり、女子高生1人のために駅を存続させ続けたというエピソードを持つ、非常に有名な駅であることを紹介。そして女子高生が卒業を迎えた2016年3月、役目を終えた上白滝駅は廃駅になったことを伝えた。
 
 記事は、「歴史的背景ゆえに、中国人が抱く日本に対する感情は複雑なものがある」としながらも、上白滝駅をめぐるエピソードは「非常に愛にあふれていることを認めざるを得ない」と指摘した。さらに、「社会的弱者に対する態度で、その社会の成熟度が分かる。誰もが人生の中で社会的に弱者となるときがある。では、中国は社会的弱者に対して、日本と同じような対応ができているだろうか」と読者に問いかけた。
 
 中国にも社会的弱者や貧しい人は数多く存在する。だが、中国ではまだ弱者への対応が不十分だと言える。それゆえに、「上白滝駅」をめぐるエピソードが中国人の心を打つのであろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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