迷子も遅刻も誘拐も心配・・・「過保護」な中国の子どもたちには日本の登下校風景が信じられない=中国

迷子も遅刻も誘拐も心配・・・「過保護」な中国の子どもたちには日本の登下校風景が信じられない=中国

長年にわたって行われてきた中国の一人っ子政策。同政策はすでに廃止となったが、政策が実施されていた2015年10月までは、原則として1組の夫婦は子どもを1人しか産むことができなかったため、1人の子どもに親や祖父母の愛情が集中し、子どもがわがままに育つという弊害が指摘されていた。(イメージ写真提供:123RF)

 長年にわたって行われてきた中国の一人っ子政策。同政策はすでに廃止となったが、政策が実施されていた2015年10月までは、原則として1組の夫婦は子どもを1人しか産むことができなかったため、1人の子どもに親や祖父母の愛情が集中し、子どもがわがままに育つという弊害が指摘されていた。

 日本と中国は子どもの育て方に大きな違いがあり、中国では子どもが望むことならば何でもしてあげるのが当たり前と考える親が少なくない。子どもが小さければ、飲み物や食べ物を口元まで運んであげるのは当たり前、そして子が大きくなれば就職の世話をして、家を買ってあげるという親は多い。

 日本人の感覚からすれば、中国の親は「過保護」であるようにも思えるが、中国メディアの捜狐はこのほど、「中国では親は一生親であり、子は一生子のまま」であると伝える一方、日本は子どもが一定の年齢になると独立するのが当たり前と考えられていると伝え、日本では子どもの頃から「自分の足で登下校するのが当たり前」なのだと驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、中国に比べて日本は「独立のための教育」を重視しており、小学生の子どもたちですら自分の足で歩いて登下校するのが普通だと紹介。中国の場合は祖父母などが子どもたちの送り迎えをして、その際には子どものカバンなどを持ってあげるのがごく当たり前の光景となっている。

 そのため、もしも中国で子どもたちだけで通学するとなった場合、「迷子になること、遅刻すること、忘れ物や落し物をしてしまうこと」を懸念する中国人は多いはずだが、実際のところは迷子になったり、遅刻したりすることも勉強なのだと指摘。また、日本では子どもたちの安全を守ることは、社会全体の責任であるため、安全性の確保のために様々な取り組みが行われているのだと指摘した。

 記事が指摘しているとおり、日本では「子ども110番の家」の活動や、地域のボランティアによるパトロール、さらには交通指導員による交通ルールの指導や教育など、子どもの安全のため社会全体としての取り組みが行われている。一方の中国では、誘拐される児童が年20万人にものぼるとされ、社会全体として子どもを守るどころか、隙があれば誘拐されてしまう社会なのが現状だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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