国土が狭くて自動車保有率も高いのに、なぜ日本は深刻な渋滞が起きないのか=中国

国土が狭くて自動車保有率も高いのに、なぜ日本は深刻な渋滞が起きないのか=中国

中国は世界最大の自動車市場だが、人口1000人当たりの自動車保有台数は日本や米国に比べるとまだまだ少ないのが現状だ。しかし、それでも中国都市部では渋滞が深刻な問題となっている。中国メディアの網易はこのほど、「日本は国土が狭く、自動車も多いはずなのに、なぜ中国と比べて深刻な渋滞が発生しないのか」と問いかける記事を掲載した。(イメーシ?写真提供:(C)longtaildog/123RF)

 中国は世界最大の自動車市場だが、人口1000人当たりの自動車保有台数は日本や米国に比べるとまだまだ少ないのが現状だ。しかし、それでも中国都市部では渋滞が深刻な問題となっている。中国メディアの網易はこのほど、「日本は国土が狭く、自動車も多いはずなのに、なぜ中国と比べて深刻な渋滞が発生しないのか」と問いかける記事を掲載した。

 中国人の生活リズムは経済成長と同時に速さを増している。都市部では自動車の購入制限や乗り入れ制限なども行っているものの、それでも通勤時間などに深刻な渋滞が発生することは、もはや日常の光景となっている。

 中国の2015年末における自動車保有台数は1億5800万台を超え、日本の2倍以上に達しているが、中国の人口は日本の10倍以上であるため、人口1000人当たりの自動車保有台数は日本の方が高い。中国からすると日本は「豆粒ほどの国土」であり、さらに日本は中国より自動車保有率が高いのに、日本で深刻な渋滞が起きないことが不思議なようだ。

 記事は、日本の都市部で深刻な渋滞が発生しない要因の1つとして「地下鉄、新幹線などの交通機関が発達し、効率的で巨大な公共交通機関網が存在する」ことを挙げた。中国にも当然地下鉄は存在するが、駅から会社までが遠いという人も少なからず存在する。近年はシェアサイクルが普及したが故に、駅から目的地までの距離をシェアサイクルで埋めることができるようになったが、それでも自動車の渋滞を解消するまでには至っていないようだ。

 また、日本は「駐車料金が非常に高い」ことも渋滞の抑制につながっていると指摘した。中国では日本のように駐車場そのものが少ないうえ、ドライバーのマナーがまだ成熟していないゆえに、適当に路上に駐車して車を離れてしまう人が多い。また日本ほど厳格な警察の取り締まりが行われていないので、野放しになっている状態だ。こうした違法な駐車も渋滞を招く要因となっており、中国では立体駐車場などのように空間を有効的に活用できる「駐車場所」の確保が早急に必要な状況だ。(編集担当:村山健二)(イメーシ?写真提供:(C)longtaildog/123RF)

関連記事(外部サイト)