アフリカ進出で中国に大幅な遅れを取った日本は危機感を募らせている?=中国報道

アフリカ進出で中国に大幅な遅れを取った日本は危機感を募らせている?=中国報道

中国は自国を中心とした経済圏の確立に向けて「一帯一路」構想を推進している。「一帯」とは中国から中央アジアを経由し、欧州までを結ぶ「シルクロード経済帯」を指し、「一路」は中国沿岸部から東南アジア、中東、アフリカを結ぶ「21世紀海上シルクロード」を指す言葉だ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は自国を中心とした経済圏の確立に向けて「一帯一路」構想を推進している。「一帯」とは中国から中央アジアを経由して欧州までを結ぶ「シルクロード経済帯」を指し、「一路」は中国沿岸部から東南アジア、中東、アフリカを結ぶ「21世紀海上シルクロード」を指す言葉だ。

 一帯一路の構想が実現すれば、中国の世界における影響力はさらに拡大するものと想定されるが、すでに一帯一路は日本と中国の関係に影響を及ぼすようになっているようだ。中国メディアの観察者はこのほど、一帯一路の構想で重要な役割を果たすことになるアフリカにおいて、中国が巨額の投資を行っており、日本が危機感を募らせていると伝えた。

 記事はまず、中国は一帯一路構想を提唱して以降、アフリカへの投資をさらに積極化しており、アフリカ海外進出のための前哨基地とする考えだとし、中国とアフリカの貿易の規模は年20%の割合で増加、アフリカにおける中国の影響力は拡大の一途を辿っていることを強調した。

 続けて、日本企業も国内の高齢化に伴う市場の縮小や人件費の高騰といった問題ゆえに、アフリカ進出を積極化させているものの、日本のアフリカ諸国との貿易規模は中国に到底及ばないと指摘。資源が豊富なうえに、今後は大きな経済成長も見込めるアフリカにおいて、日本は中国に大きな遅れを取っていることを伝えた。

 中国はもともとアフリカ諸国と友好的な関係を築いており、第2次世界大戦直後からアフリカ諸国への支援を行っている。近年は中国の対アフリカ投資も増加しており、同時に貿易額も急増している。日本もアフリカへの支援や進出を積極化しているが、中国が持つ大きな影響力に対し、どこまで食い込むことができるかは未知数と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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