期待はずれの京都旅行で終わると思いきや「地下鉄の接近メロディ」に心を奪われた=中国メディア

期待はずれの京都旅行で終わると思いきや「地下鉄の接近メロディ」に心を奪われた=中国メディア

中国人観光客をはじめとする外国人観光客が増え、多くの観光収入が得られるのは嬉しいことだが、観光客が増えすぎて困っている場所もある。それは京都だ。キャパシティを超えた観光客の受け入れはサービスの質を低下させ、地域住民とのトラブルも増やす。かといってキャパシティを増やそうにも古都の景観を守る必要があり、自由に街を改造できない。実に悩ましい問題だ。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)hanumanloylomfilm/123RF)

 中国人観光客をはじめとする外国人観光客が増え、多くの観光収入が得られるのは嬉しいことだが、観光客が増えすぎて困っている場所もある。それは京都だ。キャパシティを超えた観光客の受け入れはサービスの質を低下させ、地域住民とのトラブルも増やす。かといってキャパシティを増やそうにも古都の景観を守る必要があり、自由に街を改造できない。実に悩ましい問題だ。

 中国メディア・今日頭条は30日、かつて訪れた京都の意外な場所に感動を覚え、京都を再訪したとする中国人観光客の話を紹介する記事を掲載した。

 記事は、長安や洛陽を模した街が今も残っている京都が、その静けさや古めかしさから、日本で外国人観光客に最も人気のある観光地になっているとしたうえで、2年前に一度京都を訪れたという中国人観光客の話を紹介している。

 この観光客は「2年前に初めて京都を訪れた時には、わずか1日ということもあってあまり記憶に残らなかった。しかも、やかましい花見小路、シャッターの閉まった錦市場、混雑する交通、狭い道、どこへ行っても人だらけといった京都の様子は、自分が想像していた風景と全く異なるものだった」と感想を綴っている。おそらくこのままの印象では、2度と京都を訪れることはなかっただろう。

 しかしこの観光客は、思わぬところで感動を覚えた。それは、京都を走る地下鉄だ。「京都の地下鉄は東西線、烏丸線の2路線。東西線の烏丸御池で乗り換えた時、ホームには誰もおらずとても静かだった。そこに、電車の到着を知らせる音楽が流れた。その非常に京都らしい旋律が耳から離れず、忘れられなくなった。これで、私の京都に対するイメージは救われた」というのだ。

 そしてこの観光客は、あの時の音楽を再び聞きたい衝動から京都を再訪。覚えていた旋律とは多少ズレがあったものの、やはりその京都らしい旋律に改めて心を打たれ、京都旅行の美しい思い出の1つになっているとのことである。

 この観光客が聞いて深く感銘を覚えたのはおそらく、烏丸線の国際会館方面行き電車の接近音だ。電子音ではあるが、琴で奏でたような和風の旋律は確かに「ああ、京都に来たんだな」と感じさせる。ある観光客の京都に対するイメージを美しいものに変えた接近音の効果は素晴らしい。しかし同時に「京都よ、それでいいのか」という気持ちにもなるエピソードではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)hanumanloylomfilm/123RF)

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