台湾は今でこそ親日だが「日本統治の時代は負の歴史だ」=中国メディア

台湾は今でこそ親日だが「日本統治の時代は負の歴史だ」=中国メディア

世界で最も親日の国や地域といえば、どこを思い浮かべるだろうか。多くの日本人は最初に台湾の名前を思い浮かべるだろう。実際、台湾には日本が好きな人が多く、街では商品や看板などに日本語が見られ、日本語のできる人も少なくない。これは、50年間にわたって続いた日本統治の影響が多分にあると思われるが、中国メディアの今日頭条は18日、台湾にとって日本統治は負の歴史だと主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 世界で最も親日の国や地域といえば、どこを思い浮かべるだろうか。多くの日本人は最初に台湾の名前を思い浮かべるだろう。実際、台湾には日本が好きな人が多く、街では商品や看板などに日本語が見られ、日本語のできる人も少なくない。これは、50年間にわたって続いた日本統治の影響が多分にあると思われるが、中国メディアの今日頭条は18日、台湾にとって日本統治は負の歴史だと主張する記事を掲載した。

 日本統治初期においては、日本の警察による武力行使や、伝統を重んじた先住民との摩擦で抗日闘争が絶えなかったようだ。記事は、山東画報出版の雑誌「老照片」に掲載されていたという日本統治時代の台湾の写真をもとに、日本の統治に抵抗した人々の様子を紹介した。

 紹介した写真の多くは、バナナを収穫した男性や、茶摘みをしている女性たち、手編みでかごを作っている様子、川辺で洗濯をする人々など、何の変哲もない日常の風景だが、原住民の出征の儀式を写したものや、抗日闘争に関わったのか、男性が処刑を前に祈りをしている写真も掲載されている。

 中国では、こうした日本統治に強く反発した現住民の歴史を強調して紹介することが多い。記事は、日本の統治が台湾の近代化を進めたのは認めざるを得ないとしながらも、日本の真の目的は台湾の資源を得ることであり、統治期間を通して台湾人の中国への気持ちも日本の統治に対する抵抗心も消せなかった、とあくまで負の側面を強調して締めくくった。

 実際、歴史には正と負の両面が必ずあるものだ。記事の指摘した負の歴史は台湾の人々も当然よく理解していることである。それでも現在多くの台湾人が親日的感情を持っているというのは特筆すべきことであり、中国や韓国の態度とは大きな対照をなしていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)