日本の交通事故死亡率が低いのは「日本人の育った環境」が理由だ=中国

日本の交通事故死亡率が低いのは「日本人の育った環境」が理由だ=中国

中国の都市部では人口が密集しており、さらに、自動車の普及率も増加しているゆえに、深刻な渋滞や交通事故などが問題となっている。中国メディアの今日頭条は20日、日本の都市部は中国の都市部と同じように人口密度が高くて自動車も多いのに、「なぜ交通事故死亡率が低いのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の都市部では人口が密集しており、さらに、自動車の普及率も増加しているゆえに、深刻な渋滞や交通事故などが問題となっている。中国メディアの今日頭条は20日、日本の都市部は中国の都市部と同じように人口密度が高くて自動車も多いのに、「なぜ交通事故死亡率が低いのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本と中国の間の歴史的な背景ゆえ「日本に対して良い感情は持てない」としながらも、治安維持や交通管理などの点では見習うべき点があることを認めざるを得ないとし、日本はここ何年も「世界で最も交通事故死亡率が低い国の1つ」として知られていることを伝えた。

 続けて、日本の交通事故死亡率が低い要因の1つは「日本人の交通ルールの遵守意識が高いこと」だと指摘した。それは歩行者、ドライバー共に見られるとし、こうした意識は中国では見られないとしている。日本ではいくら忙しい時間帯であっても信号無視をする歩行者が見られないことや、ドライバーが歩行者優先を守って徐行や停車を徹底し、「もし歩行者がドライバーに道を譲れば、ドライバーは会釈で感謝を表す」と驚嘆の声を上げている。

 中国では自動車やバス、タクシーなどの交通量が増加しても、人々の交通ルールの遵守意識が伴っていないために信号無視が繰り返され、横断歩道でないところでも道を横断しようとする歩行者も多い。道を譲る人よりも、「突き進む」人や車であふれている。それゆえに日本で見られる路上の秩序は日本を訪れる中国人を驚かせるものとなっているようだ。

 他にも交通制度において管理が厳しいことや、車道に専用レーンなどの区分がされ、歩行者、自転車、車両が安全に走行できるようにされていることも挙げている。しかし、中国に交通制度がないわけではなく、政府による管理は日本より厳格とも言える。中国人ネットユーザーの声としては「日本人は法を守らなければと思うが、中国人は自分が法だと思う」というものや、「育った環境が人を作り上げるのだから、日本人も中国に来れば同じようになる」などのコメントが寄せられており、中国の交通ルールの遵守意識の改善は、そう簡単には進まないであろうことがうかがえた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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