社会問題が山積する中国だが、「日本に比べればマシかも・・・」=中国報道

社会問題が山積する中国だが、「日本に比べればマシかも・・・」=中国報道

中国には貧富の差の拡大や不動産価格の高騰など、さまざまな社会問題が存在する。また、大学を卒業したものの、就職先が見つからずに簡素な家で集団生活をおくる若者たちは「蟻族」と呼ばれ、こちらも社会問題の1つとなっている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国には貧富の差の拡大や不動産価格の高騰など、さまざまな社会問題が存在する。また、大学を卒業したものの、就職先が見つからずに簡素な家で集団生活をおくる若者たちは「蟻族」と呼ばれ、こちらも社会問題の1つとなっている。

 多くの社会問題に直面する中国だが、当の中国人から見ると「日本の社会問題を見れば、中国にはまだ希望があると感じる」のだという。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の若者たちは努力しても報われない状況にあるらしいと伝えつつ、「日本に比べれば中国はまだマシだ」と伝えている。

 記事は、日本は低所得層と高所得層がそれぞれ拡大していて、中間層が減少するという両極端な社会へと向かっていると指摘。若者は努力しても給料は上がらず、昇進も望みづらい社会となっているうえ、若者たちは高齢者の年金を支払うために多大な負担を強いられていると論じた。

 また、日本では結婚しない人が増え、同時に子どもの数も減少しており、低欲望社会を迎えた日本では投資よりも貯蓄を好む人が多いとし、これでは経済が回るはずがないと指摘した。

 一方、中国にも多くの社会問題が存在すると指摘しつつも、中国はまだ開発途上国であり、成長の余地が残されているうえ、若者たちには多くのチャンスが存在すると指摘。日本に比べ、中国は努力すれば報われる社会であるだけマシだと伝えた。

 記事も指摘しているとおりだが、中国は努力すれば報われる社会だというのはある意味で真実と言える。若者たちの起業意欲は高く、どんどん新しい企業が生まれている。多産多死のもと、生き残った企業の競争力は高く、日本を含めたアジア各国、ひいては世界に進出する中国企業も増えている。こうしたチャンスが存在するだけ、中国人からすれば「日本に比べれば中国はまだマシだ」と思うのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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