新書が売れないのに、古本街は古本市は大賑わい・・・魅力あふれる、日本独特の古本文化=中国メディア 

新書が売れないのに、古本街は古本市は大賑わい・・・魅力あふれる、日本独特の古本文化=中国メディア 

近ごろ個人経営の本屋を見かけなくなるとともに、個人経営の古本屋を見かけることも少なくなった。古本屋には、表紙やページの色あせた古書が放つ、少々かび臭いような独特の香りが漂う。この香りが本の愛好者やレトロな物を愛する人びとにはたまらないのだ。中国メディア・今日頭条は14日、古本文化をマンホールの蓋、弁当と並ぶ日本独特の文化であると紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 近ごろ個人経営の本屋を見かけなくなるとともに、個人経営の古本屋を見かけることも少なくなった。古本屋には、表紙やページの色あせた古書が放つ、少々かび臭いような独特の香りが漂う。この香りが本の愛好者やレトロな物を愛する人びとにはたまらないのだ。中国メディア・今日頭条は14日、古本文化を「マンホールの蓋」、「弁当」と並ぶ日本独特の文化であると紹介する記事を掲載した。

 記事は、「世界一の古書店街」と称されるとして、東京都千代田区にある神保町の古書店街を紹介。「歴史あるこの地域では明治時代から数多くの書店が軒を連ねた。神保町はまさに、古書のメッカとも言うべき存在なのだ」と説明している。

 また、「紙ベースの書籍が徐々に世界から姿を消しつつあり、競争力も弱まってきている。有名人が推薦文を書かないと新しい本が売れないようなこの時代にありながら、京都で年に3回開かれている『古本まつり』は今もなお高い人気を誇る。そしてまた、インターネットの発達に伴って、日本では古本をネット上で売買するシステムも充実しているのだ」とし、日本人の古本に対する愛好ぶりを紹介した。

 そして、古本には本そのものの価値に加えて「偶然の出会い」という縁の魅力もあることを説明。「古い本にはお茶のシミがあったり、お菓子の匂いがついていたり、潔癖症には耐えられないような折り目がついていたりする。でも、その本を好きになってしまえば気にならなくなる。しかも、支払う代価もとてもリーズナブル。古本との偶然の出会いというのは、非常に味があるものなのだ」と伝えている。

 古本の値段は希少価値や本の状態に基づいて付けられる。同じ本でもキレイなものは高い値段がつくし、ボロボロのものはかなり安い値段で買い手を待つことになる。本を読むならやはりキレイな方が良いのだが、古本には落書きを探す楽しみもある。本文に線やメモ書きがあったり、表紙や奥付にサインのようなものが書いてあったりと、さらにはページの間に何かのメモが挟まっていたり・・・。このような「書き込み」から、前の持ち主について思いを馳せながらページを繰るのも古本が持つ魅力の1つだ。

 中国のお札にはしばしば、メモや落書きが書かれている。お札にメモをしてしまうぐらいなのだから、もし、中国にも日本のような古本文化があったなら、日本以上にいろんな「跡」が残された古本が並んでいたかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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