韓国の観光業、再び中国に扉を閉められる? 団体ビザ発給再停止の情報流れる=台湾メディア

韓国の観光業、再び中国に扉を閉められる? 団体ビザ発給再停止の情報流れる=台湾メディア

高高度防衛ミサイル(THAAD)問題を巡って冷え切った中韓関係を好転させるべく韓国・文在寅大統領が年内に実現した訪中。しかし、その成果に対しては疑問の声が続出している。台湾メディア・中国時報電子版は20日、「大陸が再び韓国団体旅行の扉を閉じた」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 高高度防衛ミサイル(THAAD)問題を巡って冷え切った中韓関係を好転させるべく韓国・文在寅大統領が年内に実現した訪中。しかし、その成果に対しては疑問の声が続出している。台湾メディア・中国時報電子版は20日、「大陸が再び韓国団体旅行の扉を閉じた」とする記事を掲載した。

 記事は「文大統領の訪中によりやや緩和されたかに見えた中韓関係だが、再び低調な状態に入ってしまったようだ。北京市や山東省で開放された韓国への団体旅行のゲートが、再び閉められたとの情報が伝わってきた」とし、韓国・中央日報が北京の旅行会社関係者の話として「韓国への団体旅行客を集めたが、北京の観光当局に提出したビザの申請が拒否された」、「12月22日よりストップするらしい」と報じたことを紹介した。

 また、北京の旅行会社5社がビザ手続きの申請を当局から却下されたとの情報に加え、ロイターも韓国の旅行会社関係者が「社長が北京や山東のパートナーから、1月より韓国団体旅行のビザが発給されなくなるとの話を聞いた」と語ったことを伝えているとした。

 記事はさらに、中国人観光客を専門的に受け入れる韓国の旅行業界団体関係者が、「来年2月には訪韓団体ビザが中国の全国に拡大されるという話なのに、こんなことになるとは思わなかった。理由は分からないが、今回のビザ発給拒否が中国政府内部の一時的なミスに過ぎないことを願う」と語ったことを伝えている。

 実際に中国政府がビザ発給停止の指示を出したかどうかは不明であり、仮に出したとしても当局が正式に発表する可能性は低いだろう。ただ、中国人観光客の韓国訪問が、韓国側の思惑ほどスムーズには回復しない可能性が少なからずあることは、間違いなさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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