どうして中国の文具は日本にかなわない? 日本の文具業界が持つ大きな強み=中国メディア 

どうして中国の文具は日本にかなわない? 日本の文具業界が持つ大きな強み=中国メディア 

中国メディア・今日頭条は21日、「中国の文具はどこが劣っているのか 日本の文具を見ればすぐに分かる」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・網易は21日、「中国の文具はどこが劣っているのか 日本の文具を見ればすぐに分かる」とする記事を掲載した。

 記事は、「中国の消費者による国産文具への評価は、日本の文具に比べて低い」と指摘。その背景には品質や安全性の問題があるとし、先日も江蘇省で一家3人がホルムアルデヒド中毒を起こす事故があり、同市の疾病コントロールセンターの責任者が「特に香りがついたボールペンや消しゴムなどは使わないように」と呼びかけたこと、品質検査当局による国産文具のサンプル調査で、空気穴の開いていないペンキャップ、ベンゼンの含有量が基準を超えた修正液など、不合格品が相次いで見つかったことを紹介した。

 そして、国産文具の市況は日本をはじめとする外国企業に押されて低迷しており、中国には8000社もの文具メーカーがありながら、その大部分がレベルの低い競争に甘んじていると説明。どこも似たような商品で、しかも、ローエンドな製品の生産に集中していると伝えた。

 その一方で、「日本の文具にはイノベーションという強みがある」とし、特殊な構造により消しカスが散らばらずにまとまる消しゴム、粘着テープを切っても粘着質が刃に付着しにくいハサミ、ボールチップを2つ採用することでインクの逆流、漏れを防ぐボールペン、バネが筆圧を吸収して芯を折れにくくするシャープペンシルなど、新たな工夫や改良が施された文具が続々と生み出されることを紹介している。

 また、日本では毎年、優れた機能性やデザインの文具に対して贈られる「日本文具大賞」が発表されており、こういったイベントの存在もメーカーのイノベーションを促し、大きな成長を促す効果を持っていると説明した。

 記事によれば、最近では意欲的に質の高い製品や、アイデアやデザインに優れた製品を生産する中国の文具メーカーも出てきているとのこと。業界全体が成長するには、これらのメーカーの発展を支援すると同時に、レベルの低い企業を淘汰させていくことが必要そうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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