中国製品に侵食される韓国製品、「人民元建て貿易決済」を導入したら?=中国報道

中国製品に侵食される韓国製品、「人民元建て貿易決済」を導入したら?=中国報道

一時期はサムスンのスマートフォンやヒュンダイの自動車など、中国市場で人気の高かった韓国製品。しかし、最近ではその人気が落ちているようだ。高高度ミサイル防衛システム「THAAD(サード)」配備をめぐる対立の影響もあるだろうが、どうやらそればかりではないようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 一時期はサムスンのスマートフォンやヒュンダイの自動車など、中国市場で人気の高かった韓国製品。しかし、最近ではその人気が落ちているようだ。高高度ミサイル防衛システム「THAAD(サード)」配備をめぐる対立の影響もあるだろうが、どうやらそればかりではないようだ。

 中国メディアの今日頭条は21日、「韓国製品が中国製品に侵食されている」と題する記事を掲載し、韓国経済の問題点を分析する記事を掲載した。

 韓国の製造業のこれまでの好調は、大きな市場である中国の好調に依るところが大きかったと言えるだろう。しかし、記事によると2017年の中韓貿易は昨年と比べ増加したものの、韓国製品が中国で「冷遇」されるようになってきたのは間違いないという。

 例えば、中国市場において韓国製品はスマートフォンや自動車分野で中国メーカーに押されるようになってきた。ほかにも、半導体、ディスプレイ、海運、造船などの分野でも中国に追いつかれてきているという。ゼネラルモーターズなど一部の自動車製造メーカーは、韓国製に代わり中国で製造された電池を使用するようになっているとした。

 では、韓国企業はどうすれば中国で利益を上げられるのだろうか。記事は、「韓国製品そのものの競争力のほかに、中国の消費市場にかかっている」と分析。ドル建てに代わって「人民元建て貿易決済」できるかどうかが大きなカギになるかもしれないと主張し、人民元建ての決済を広く導入し、中国になびく姿勢を見せれば、中国の消費者も韓国製品を排斥しなくなるとの見方を示した。

 最近では、中韓関係に改善の兆しが見られるようになり、経済面に良い影響となることを期待する韓国人も少なくない。中国では韓国の化粧品などは根強い人気があるものの、電気製品やスマートフォンなどの分野では中国メーカーの台頭が著しく、韓国メーカーは引き続き苦戦を強いられるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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