中国を離れ、日本で20年・・・「帰国しても、さすがに適応できず」=中国報道

中国を離れ、日本で20年・・・「帰国しても、さすがに適応できず」=中国報道

日本と中国は似ているようで全く違う国だ。国の政治制度のような大きな違いから、人びとの習慣などの細かい違いまで、あらゆる点でさまざまな違いがあると言えるだろう。日本人でも中国人でもお互いの国で暮らすとなると、さまざまな違いに面食らうことになるが、時間の経過とともにそうした違いに慣れていくものだ。だが、中国人もあまりに長く日本で暮らすと、いざ中国に帰国した時に「適応できずに困る」のだという。(イメージ写真提供:123RF)

 日本と中国は似ているようで全く違う国だ。国の政治制度のような大きな違いから、人びとの習慣などの細かい違いまで、あらゆる点でさまざまな違いがあると言えるだろう。日本人でも中国人でもお互いの国で暮らすとなると、さまざまな違いに面食らうことになるが、時間の経過とともにそうした違いに慣れていくものだ。だが、中国人もあまりに長く日本で暮らすと、いざ中国に帰国した時に「適応できずに困る」のだという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、20年間も日本で暮らすと「中国人も中国に適応できなくなる」と伝える記事を掲載し、どのような点で適応できないのかを紹介する記事を掲載した。

 記事は、決して日本は良いことばかりではなく、悪いこともあり、中国の方が優れている点もあれば、劣っている点もあることを指摘し、「どちらの国が良い」ということではなく、「大きく違っている」という点を強調。たとえば、日本の住居は一人暮らしであれば20数平米のワンルームというケースが多い。この中国人も日本ではワンルームに住んでいたのかもしれないが、中国では大きな家が多いため、あまりに家が広く感じられて「適応できない」と感じるようだ。

 また、日本では国民皆保険の制度があるため、医療費は一部負担だ。しかも日本では救急車を呼べば、迅速に駆けつけてくれるうえに費用はかからない。中国の場合は救急車は有料であり、前払いを求められるため、持ち合わせがないと搬送を拒否されることもある。こうした医療サービスにおける態度や考え方の違いは確かに「日本から中国に帰国すると適応できない」ことの1つに挙げられるだろう。

 そのほか、日本では「花粉症対策」としてマスクを着用しなければならなかったが、中国では「大気汚染対策」として、やはりマスクが手放せなくなったというのも適応できないことだと紹介。花粉症は非常につらいものだが、季節が限定的であることは不幸中の幸いだろう。中国の場合は大気汚染は冬場に深刻化するが、夏も決して大気の質が改善するわけでもなく、しかも、健康への影響は花粉より深刻だ。

 中国は勢い良く経済が発展しているが、そのぶん社会の変化も速い。人びとの身なりも変わり、考え方や習慣も変わってきている。中国社会の欧米化を指摘する声も多い。日本はすでに成熟した国であり、著しい変化はほとんどないため、その日本で20年も暮らしていた中国人が中国に帰国すれば、日中の違いに加えて変化の速さも相まって「中国に適応できない」と感じるのも当たり前のことかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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