韓国大統領の訪中時の冷遇で見えた「ITで中国は韓国より進んでいるという現実」

韓国大統領の訪中時の冷遇で見えた「ITで中国は韓国より進んでいるという現実」

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は13日から4日間の日程で中国を訪問した。14日には中国の習近平国家主席と会談した文大統領だったが、中国滞在中の最初の朝食は現地の一般庶民が利用する食堂であったことから、韓国では「中国側の非礼である」と批判の声が高まった。(イメージ写真提供:123RF)

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は13日から4日間の日程で中国を訪問した。14日には中国の習近平国家主席と会談した文大統領だったが、中国滞在中の最初の朝食は現地の一般庶民が利用する食堂であったことから、韓国では「中国側の非礼である」と批判の声が高まった。

 一方、文大統領が食堂で朝食を取ったことは、別の角度からも韓国に驚きをもたらしたようだ。中国メディアの今日頭条は26日、文大統領が朝食を取った食堂で「モバイル決済」が導入されていたことを紹介し、韓国国内では「韓国は第4次工業革命において中国に遅れを取っている」という声が上がったと伝えた。

 文大統領は14日朝、中国北京市の釣魚台国賓館付近にある食堂で朝食を食べたが、その価格は68元(約1178円)だったとされる。庶民的な食事であったことを好感とともに報じたメディアもあったようだが、記事は「庶民的な食事であることよりも、テーブルにあったQRコードであっという間に決済ができることに文大統領が驚いていた」ことを強調して伝えた。

 さらに、韓国メディアが「文大統領は中国訪問中に、急速に普及する第4次工業革命の威力を思い知った」などと報じ、韓国はすでに宇宙開発の分野で中国に遅れを取っていたが、「ITの分野では中国より進んでいる」と認識していたと主張。だが、街の食堂でもモバイル決済が広く普及していた光景に対し、韓国メディアが「ITの分野では中国より進んでいるという認識は錯覚だったことに韓国は気づいた」と報じたことを紹介した。

 中国ではもうモバイル決済が一般的となっていて、現金を持ち歩く必要がなくなっている。韓国メディアは中国の街中の食堂でもモバイル決済が導入されていることに驚きを示したが、中国の繁華街などではモバイル決済で電子マネーを乞う物乞いの人もいるほどだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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