サッカー部の頂点を決める大会を毎年行う日本、サッカー場を潰してマンションにする中国

サッカー部の頂点を決める大会を毎年行う日本、サッカー場を潰してマンションにする中国

サッカー好きとしても知られる中国の習近平国家主席は、サッカー強化を国策として打ち出したが、サッカーはもとよりスポーツの競技レベルの向上は一朝一夕に実現できるものではなく、中国サッカー代表が強くなるのも一定の時間がかかるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 サッカー好きとしても知られる中国の習近平国家主席は、サッカー強化を国策として打ち出したが、サッカーはもとよりスポーツの競技レベルの向上は一朝一夕に実現できるものではなく、中国サッカー代表が強くなるのも一定の時間がかかるだろう。

 今でこそアジアサッカーの強豪国となった日本だが、かつては中国にも勝てない時代があった。だが、近年の日本がワールドカップの常連国になるまでに成長できたのは、青少年の育成をはじめ、地道な努力を重ねた結果と言えるだろう。

 中国メディアの今日頭条は29日、毎年12月から1月にかけて行われる「全国高等学校サッカー選手権大会(全国高校サッカー選手権)」を紹介し、なぜ日本サッカーが強いのか、日本から欧州で活躍できるサッカー選手が輩出されるのか、その理由は全国高等学校サッカー選手権大会を見ればよく分かると伝えている。

 記事は、全国高校サッカー選手権は日本中の高校サッカー部の頂点を決めるトーナメント形式の大会であり、東京を除いて各都道府県は1校しか参加できない大会だと紹介。この大会への出場を目指し、高校生たちは練習に汗を流し、自分たちの実力を高めるために努力を重ねていることを指摘した。

 さらに、中国のサッカー選手や関係者たちですら全国高校サッカー選手権の存在には驚きを隠さないほどだと紹介し、「社会や教育、そして文化の違いが日本と中国のサッカーをめぐる環境の違いにつながっている」という中国サッカー関係者の声を紹介。では、サッカーをめぐる日中の環境の違いとはどのようなものだろうか。

 記事は「中国ではサッカーは『生計を立てるための手段』しか見なされていない」と紹介。つまり、中国では自分の子どもが「サッカーで食べていける」ほどの能力がない限り、サッカーをさせるのは無駄と考えがちであると伝える一方、日本ではサッカーはあくまでもスポーツの1つとして広く支持されていて、将来的にサッカーで生計を立てられないとしても、親は子どもがサッカーに熱中することを咎めないと指摘した。

 さらに、日本から優秀なサッカー選手が数多く誕生するのは、全国高校サッカー選手権のように「競い合い、切磋琢磨する場」が存在するためであるとし、中国人としては素直に「羨ましい」と羨望の眼差しを向けた。記事には中国のネットユーザーから様々なコメントが寄せられており、「中国はスタジアムやサッカー場を潰して、マンションにしてしまう国だ。サッカーが強くなるはずがない」といった意見も見られ、多くの支持を集めていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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