どうして今の豚肉は昔よりおいしくないのか・・・中国人が激しく議論、その結論は?

どうして今の豚肉は昔よりおいしくないのか・・・中国人が激しく議論、その結論は?

おいしい食肉を巡る議論は、いずこの国でも尽きない。中国では近年、豚肉がおいしくなくなったという。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の食文化で欠かせない肉といえば、豚肉である。日本で「肉」といっても場合によって異なる肉を指すが、中国で「肉」と言えばそれは豚肉のことなのだ。中国メディア・今日頭条は13日、「現在の豚肉はどうして昔よりおいしくないのか」とし、以前の食用豚の育て方について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず「昔の食用豚は家の庭を一日中動き回っていた。そして、生まれてからの重要な1年間に、新鮮な野菜や穀物を与えられていた。また、野外では羊や牛とともに豚を放牧する人もおり、これらの豚は野生のおいしいものをたくさん食べていたので、肉質も良かった」とした。また「各家庭で年間2頭程度飼育しており、人間の食べ残しも含めて毎日様々な種類の食べ物を与えられていた。夏には糖分やデンプンがたっぷり含んだ新鮮なトウモロコシを、秋には豚が大好きなサツマイモも食べていた。そして、飲む水はミネラルをバランスよく含んだ井戸水や地下水だった」と説明している。

 さらに、豚舎の1頭あたりの空間が広く、伝染病が蔓延するリスクが低かったこと、成長したらその場で屠り、出荷前に水分を注射するようなことはなかったことなどを紹介した。食用豚にとっては育つ環境が昔のほうがストレスが少なく健康的だったことが、記事の論じる「昔の豚肉が今よりもおいしかったと思う理由」だ。

 記事の主張に賛同する中国のネットユーザーは多い。「今の豚にはホルモンが投与されているしね」、「今の市場に安全な豚肉などあるのか」、「短期間で成長させる豚はおいしくない。1年育てた豚はおいしいぞ」、「昔の豚はブサイクだったけれど、肉はおいしかった」といったコメントが並んだ。

 なかには「当時は貧しく、肉を食べる機会も少なかったから、今よりもおいしく感じたのだ」との意見も。しかし、この意見に対しても「農村で放し飼いにされている豚肉を食べてみれば分かるだろうよ」との反論が寄せられていた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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