どうして日本ではこんなに書道が盛んなのか・・・やはり教育の差があった=中国メディア 

どうして日本ではこんなに書道が盛んなのか・・・やはり教育の差があった=中国メディア 

中国メディアは、「書道も中国を源とする日本文化である。今やその人数、規模、普及レベル、質などはすでに文化の母国である中国を超えてしまっている」と、日本での書道の普及をうらやんでいる。(イメージ写真提供:123RF)

 正月の伝統行事の1つに、書き初めがある。新学期が始まった各地の小中学校では今、児童たちが宿題として書いた作品がずらりと掲示されていることだろう。中国メディア・今日頭条は13日、「中国人は書道をもっと重視しないと、日本人に追い越されてしまう」とする記事を掲載した。

 記事はまず、先日武道館で開かれた書き初め大会の様子を紹介。さまざまな年代の市民がみんなで毛筆を操って字を書く光景に「日本人は中国の伝統文化を学び取っているのに対し、わが中国の子どもたちはiPadで遊んでばかりいる。中国の親たちはちょっと考え、日本を見てみるべきだ。中国の青少年が書道を学ばない理由などない」とした。

 そのうえで「書道も中国を源とする日本文化である。今やその人数、規模、普及レベル、質などはすでに文化の母国である中国を超えてしまっている。日本の書道愛好家はざっと2000−3000万人はいるという。つまり、日本人の5−6人に1人は書道の嗜みがあるということだ」と伝えている。

 記事は、日本で書道がこれほどまでに普及している理由として、小中学校のカリキュラムに書道教育があることを指摘。「小学3年生から中学卒業するまでの6年間で、書道の基本的な知識と技法を学ぶのだ」とした。また、学校での教育のほかに、日本各地には数多の書道教室が存在し、愛好者に学習の機会を提供していると説明した。
 
 さらに、「日本は中国同様、漢字文化の国。ただ現在ではコンピューターの普及によって書道を学ぶ人の数は減っている」という日本の書道家の話を紹介。一方で、日本には年賀状を毛筆でしたためたり、毛筆で文書に署名する閣僚が少なからずいるなど、毛筆の筆記が日本人にとって重要な嗜みの1つであり続けていると伝えた。

 毛筆は硬筆に比べて大きな文字が書け、線の強弱を表現しやすい。美しく書くにはもちろん技術の習得が必要だが、「個性的な字」にも作者の性格や意気込みといったものが如実に現れる。それゆえ、現代のデジタル社会においても、抱負や目標を毛筆で書き、そこに気合いを込める人も少なくない。伝統文化の継承は、単に技術を受け継げば良いというものではないのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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