日本人はなぜ何でもかんでもモノを「自販機」で売りたがるのか=中国メディア

日本人はなぜ何でもかんでもモノを「自販機」で売りたがるのか=中国メディア

日本を訪れた中国人には、日本ではどこにでもある自販機が珍しいようだ。たびたび、「日本人の自販機好き」をメディアが取り上げている。(イメージ写真提供:123RF)

 自動販売機大国の日本。その台数のみならず、販売されている商品の種類の豊富さでも有名だ。最近では中国でも自販機を見かけるようになったとはいえ、数は圧倒的に少なく、販売されているものも、ほぼ飲み物かお菓子であるのが現状だ。中国には個人営業の小さな小売店が多く、コンビニも多いため、そもそも自販機に対する需要がないのかもしれない。

 中国メディアの界面は10日、そんな日本の自販機について「日本の小売店はなぜ商品を何でも自販機で売りたがるのか」と題する記事を掲載した。

 記事は日本で非常によく見かける自販機について「一種の文化」にまでなっていると紹介。実際、自販機がない日本は考えられないほど、日本にはすっかり根付いていると言えるだろう。また、中国の自販機事情では考えられない商品も多く、タバコのほか、ビールやホットフード、さらにはお守りまで自販機で売られていると伝えた。

 では、なぜ日本ではここまで自販機が定着したのだろうか。記事はその理由の1つとして「人件費の高さ」を挙げた。担当者が定期的に商品を補充して売上金を回収するだけで済むため、人件費が安く済み、バブルで不動産が高騰した時も店舗の費用が浮くため人気となったと、販売側の都合があったとした。

 また、忙しい仕事の合間に買うのに便利であることや、現金払いが好きな日本人がたまった硬貨を使うのに利用しているなど、利用する側にとっても便利だと指摘。さらには、機械を破壊される心配のない治安の良さや、日本人の機械やロボット好きも関係があるという見方を紹介した。

 いずれにしても、ここまでの日本人の自販機好きは世界でも珍しいといえそうだ。一方の中国は、自販機の分野では駆け出しの段階だと記事は指摘した。中国人にとって自販機は興味を引くもののようだが、窃盗の多さなどを考えると中国では日本のように普及するのは難しいかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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