日本で「ラグジュアリーカー」を見かけない理由こそ、日本が先進国たる所以だ=中国

日本で「ラグジュアリーカー」を見かけない理由こそ、日本が先進国たる所以だ=中国

北京や上海ではラグジュアリーカーを見かける機会が多い。貧富の差が大きく、物乞いをする人のそばを数千万円もする高級車が走り抜けていく。(イメージ写真提供:123RF)

 中国はすでに世界第2位の経済大国であり、世界最大の自動車大国だが、今なお「開発途上国」とされている。日本は先進7カ国にも名を連ねる先進国だが、日本を訪れた中国人の多くは「日本は先進国なのに、街ではラグジュアリーカーをほとんど見かけない」として驚くのだという。

 確かに、北京や上海では日本以上にラグジュアリーカーを見かける機会が多い。貧富の差が日本以上に大きいだけあって、中国では物乞いをする人のそばを数千万円もする高級車が走り抜けていくという光景を目にすることもあるほどだ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本は先進国なのにラグジュアリーカーが街に溢れることはないと伝え、その理由を考察している。

 記事は、「本当の意味での先進国はアジアには日本しかない」と主張する一方で、日本が本当の意味での先進国と呼ばれる所以は「高層ビルが多いからでも高級車が多いからでもなく、貧富や都市部と地方の格差が小さいためである」と主張。中国でラグジュアリーカーが数多く走っているのは、富が一部の人に集中しているためとの見方を示し、逆に日本でラグジュアリーカーが道を埋め尽くすほど走っていないのは富の分配が中国より公平だからとの見方を示した。

 さらに、日本人は中国人と違って「富をひけらかす」ことを嫌ううえ、日本人の消費概念は成熟しているため自動車を富の象徴と見なすことはないと指摘。日本人にとって自動車は洗濯機や冷蔵庫などの家電と同様に「実用性」こそ重要なのであり、日本人からすれば中国人が大金を支払ってラグジュアリーカーに乗りたがることの方が不思議なのだと論じた。

 記事は、中国で一部メディアが行った実験として「イタリアのラグジュアリーカーに乗った男性が女性に声をかけたところ、8人中7人が誘いに応じた」という結果を紹介し、中国ではラグジュアリーカーに乗っていることは大きな成功を意味するものであり、他人からもそれだけの尊敬を受けるものなのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)