中国の庶民の関心事は「衣食住」、だから中国人は訪日する=中国メディア

中国の庶民の関心事は「衣食住」、だから中国人は訪日する=中国メディア

今年は2月16日が「春節」と呼ばれる旧正月にあたり、訪日してくる中国人の人数が一段と増える。リピーターも含め、毎年多くの中国人が日本を訪れる目的は?(イメージ写真提供:123RF)

 中国は新年を旧暦で祝う習慣があり、2018年は2月16日が「春節」と呼ばれる旧正月にあたる。日本と同じように1年のなかでまとまった休みが取れるタイミングであるため、多くの人が実家に帰省したり、休暇を過ごすために国外に旅行に出かける。

 訪日中国人の数は年々増加しているが、中国メディアの今日頭条は10日、17年に訪日した中国人客の数が増加したことを受けて「なぜこれほどの中国人が日本へ行くのだろうか」と疑問を呈する記事を掲載した。

 記事はまず「全ての中国人は過去に日本との間に生じた出来事を忘れてはいないし、忘れるべきではない」と強く主張。日本に対して「良い感情を育むものではない」歴史教育を受けている中国人が、「なぜあえて日本を旅行先として選ぶのだろうか」と問いかけた。

 一方、実際に日本へ旅行した中国人の感想はみな一様に「街の清潔さや日本人のマナーの良さ、買い物を十分に満喫できた」という満足したものであると紹介し、彼らが日本を訪れる動機や目的について考えてみると、日本の美味しい食事や品質の高い商品が「日本を訪れたいと思わせる要因」になっていることに気づくと主張。こうしてみると「詰まるところ、中国の庶民の関心事は衣食住なのだ」とし、日本を訪れることは「質の良いものを買い、美味しいものを食べ、自分の生活をより質の高いものにするという衣食住のニーズの解決につながるのだ」と指摘、決して同胞が日本から受けた仕打ちを忘れてしまったという意味ではないのだと論じた。

 休暇先で食事や買い物、観光と楽しい時間を存分に満喫したいと思うのは日本人も中国人も同じだが、中国人からすると行き先が日本となると何かしらの理由をつけて、歴史的要因については目をつぶらないと、心理的には存分に日本を満喫できないという複雑な感情が存在するようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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