漁業資源の減少は中国のせいじゃない「日本人の食習慣を見直すべき」=中国メディア

中国メディアがサンマの記録的な不漁は「中国のせいではない」と弁護する記事を掲載

記事まとめ

  • 中国メディアが、日本におけるさんまの不漁は気候変動が主な要因だという記事を掲載
  • 中国や台湾が乱獲しているためと言われているのは言いがかりだと主張した
  • 日本人の魚の消費量の多さはよく知られ、問題は「日本人の無類の魚好き」にあると主張

漁業資源の減少は中国のせいじゃない「日本人の食習慣を見直すべき」=中国メディア

漁業資源の減少は中国のせいじゃない「日本人の食習慣を見直すべき」=中国メディア

中国メディアは、日本におけるさんまの不漁は、気候変動が主な要因だと指摘。「台湾や中国の漁船」が乱獲しているためと言われているのは「思いもよらない」言いがかりだと論じた。(イメージ写真提供:123RF)

 秋の味覚を代表する食べ物の1つであるサンマ。2017年は記録的な不漁で、17年11月末までの水揚げ量は前年同期比32%減となり、1969年以来、約50年ぶりの低水準だった。

 この理由について、少なからぬ日本人が「台湾や中国による先取り」を思い浮かべるかもしれないが、中国メディアの人民網は12日、「中国のせいではない」とする弁護する記事を掲載した。むしろ、日本人の食習慣を見直すべきだという。

 記事は、日本におけるさんまの不漁は、気候変動が主な要因だと指摘。温暖化によってサンマの回遊ルートが変化し、漁場が東寄りへ移ったためで、「台湾や中国の漁船」が乱獲しているためと言われているのは「思いもよらない」言いがかりだと論じた。そして、むしろ問題は「日本人の無類の魚好き」にあると主張した。

 記事によれば、安くて栄養価の高いさんまは「日本人に最も愛されて」いるのだという。秋になると、各地でさんま祭りというものが開催され、大勢でさんまを食べると紹介。また、「秋刀魚の歌」があることや、食べ方も塩焼きやかば焼き、刺身などさまざまだと紹介した。日本人の好きな魚は、もちろんさんまだけではない。季節ごとに旬の魚が食卓に上り、1年の消費量は膨大だ。うなぎにしても、世界の人口の2%に満たない日本人が世界の7割を食べているとした。記事は結びに、日本は、魚の不漁に気付くだけでなく、魚の食べ過ぎにも気が付くべきだと締めくくった。

 日本人の魚の消費量の多さは実際によく知られている。魚には栄養素が多く、高血圧や肥満、糖尿病などを防ぎ、視力の向上、記憶力・学習能力が向上すると言われている。長年の食習慣はなかなか変えることはできないが、個体数が減少しているのであれば資源管理も必要になってくるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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