さすがは伝統を大切にする日本人・・・1000年前の衣装で成人式を行う大学がある=中国メディア

さすがは伝統を大切にする日本人・・・1000年前の衣装で成人式を行う大学がある=中国メディア

歴史ある文化を継承する日本での行事は、しばしば中国から注目され話題を集める。(イメージ写真提供:123RF)

 東京・渋谷の国学院大学で20日、平安時代の儀式に則った成人式の「加冠式」が行われ、古式ゆかしい装束を身にまとった新成人たちが祝福された。中国メディア・今日頭条は20日、「平安時代の成人式が、1000年の時を経てなおも大学に残されている」とする記事を掲載した。

 記事は、平安時代の色鮮やかな衣装を身につけた神道文化学部の学生たちが加冠式に参列し、成人のしるしとして男子が冠を、女子が釵子(さいし)と呼ばれる装飾具を授けられて頭に装着する様子を写真とともに紹介。「学生たちが身につけている衣装は1000年以上前の平安時代の服装であり、今では神社や宮中でしか見られない出で立ちである」と説明した。

 また、加冠式が行われた国学院大学のプロフィールについても言及。「前身は1882年に設立された神道研究教育である皇典講究所。1920年の大学令で大学となり、48年の新しい学制実施により現在の国学院大学になった。同大学の文学部、神道文化学部はいずれも日本でトップクラスである」としている。

 さらに、日本の神道について「神社神道、教派神道、民族神道の3種類がある。明治維新後、政府は神社神道を支持して政教一致を図り、国教化した。45年の終戦後、占領軍の要求のもとで日本政府は政教分離を宣言、昭和天皇も自らの神格を否定する人間宣言を行った。国家神道は排除されたが、神社神道は今でも日本の神道信仰の主流になっている」と紹介した。

 国学院大学によれば、加冠式を学内のイベントとして実施するようになったのは2008年からとのことで、思いのほか歴史は浅い。とはいえ、伝統文化を復活させ、伝えていこうとする大学の姿勢に、記事の作者や中国のネットユーザーはいささか感じ入るところがあったようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)