50年前の東京五輪で「未来」を示した日本、今度の五輪で再び「新たな50年」を生み出そうとしている=中国メディア

50年前の東京五輪で「未来」を示した日本、今度の五輪で再び「新たな50年」を生み出そうとしている=中国メディア

オリンピック・パラリンピックは、スポーツの祭典というばかりでなく、開催国の魅力を世界に発信する機会にもなる。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は20日、約50年前の東京五輪開催で「未来の日本」を掲げて人びとの生活を一変させるきっかけを作った日本が、2020年の五輪で再び「新たな50年」を生み出そうとしているとする記事を掲載した。

 記事は「戦後の日本において、1964年の東京五輪開催は大きな歴史的な意味を持った。新幹線、カラーテレビ、衛星中継、コンピューター記録システム当時といった日本の重要な科学技術が披露され、日本人の生活を変えるとともに、新たなビジネスチャンスを創出したのだ」とした。

 そのうえで、その56年後に開催される2020年の東京五輪・パラリンピックにおいても日本政府は、「未来の日本」を世界に示そうとしていると説明。日本政府が発表した20年五輪・パラリンピックに向けた科学技術イノベーションプランとして、スマートホスピタリティ、感染症サーベイランス強化、社会参加アシストシステム、次世代都市交通システム、水素エネルギーシステム、ゲリラ豪雨・竜巻事前予測、移動最適化システム、新・超臨場体験映像システム、ジャパンフラワープロジェクトという9つのプロジェクトが掲げられたと紹介している。

 また、日本政府は狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く第5の社会となる「ソサイエティー5.0」という構想を掲げ、仮想と現実を融合させた新たな社会形態を創出することで、人口減少、超高齢化、安全、格差、永続的な発展といった重要な課題を解決する姿勢を示しており、その推進と宣伝を目的として20年の東京五輪・パラリンピックでの「ミニ未来社会」の実現に向けて取り組んでいるとした。

 ロボットが翻訳ガイドや会場スタッフとして活躍し、水素エネルギーによる無人のシャトルバスが走り、スマート補助器具により高齢者や障がい者でも不自由なく試合を観戦できる・・・。記事は「20年の東京に出現する未来社会の光景は、同様の問題に直面する他国にとってのソリューションプランにもなることだろう。日本はこの大会によって、日本経済の再生をさらに推進しようとしているのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)