走行距離30万キロを超えても、なお高値で取引される日系車「認めざるを得ない」=中国

走行距離30万キロを超えても、なお高値で取引される日系車「認めざるを得ない」=中国

自動車修理工が、中国の国産車であれば新車が買える値段で、日本の中古車を購入する理由は?(イメージ写真提供:123RF)

 中国では歴史や政治的要因を背景に、日本企業の製品を排斥するよう呼びかける動きが存在している。その対象は自動車も例外ではないが、中国の街中では日系車を見かける機会が非常に多いのが現状で、排斥の声など物ともせずに日系車は販売を伸ばし続けている。

 中国メディアの今日頭条は13日、中国の自動車修理工が2002年製のトヨタ・プラドを「6万元(約104万円)」という大金を支払って購入したことを紹介する記事を掲載し、自動車に詳しいはずの修理工が16年も前の車をわざわざ購入した理由について紹介している。

 記事は、修理工が購入したトヨタ・プラドの写真を多数掲載し、外観は一昔前のデザインではあるがとても野生的で格好良いこと、さらに内装については走行距離が30万キロメートルに達するゆえ老朽化していることは否めないとする一方、「16年前の車であることを考えれば、状態はとても良い」と紹介した。

 たとえ外観や内装が良くても、走行距離が30万キロメートルに達する車を修理工はなぜ6万元も出して購入したのだろうか。6万元もあれば中国車の新車を購入できるだろう。記事は、プラドを購入した本人である自動車修理工の言葉として「トヨタ車なら、まだまだ乗れるから」とし、「エンジン」や「トランスミッション」といった車の主要部品に一切問題はなく、馬力もあるためだと指摘。30万キロメートルも走ってなお、何の問題もなく走行でき、高値で取引される車を「認めざるを得ない」と指摘した。

 中国の自動車メーカーも近年は技術力を高めてきていて、燃費の良い自動車も次々に発売されている。そうしたなかで、2002年製の日系車を購入する中国人もいるという事実は、多くの中国人が日系車の質の高さを高く評価していることの証拠といえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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