日本のスマホ市場は「開拓が難しい」、先進国ゆえの「難しさ」=中国メディア

日本のスマホ市場は「開拓が難しい」、先進国ゆえの「難しさ」=中国メディア

世界のスマートフォン市場で存在感を高める中国メーカーだが、「日本市場の攻略の難しさ」を感じているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 近年、中国企業が大きな存在感を放つ市場の1つとしてスマートフォン市場が挙げられる。世界最大のスマホ市場である中国において、かつてはサムスンやアップルが大きなシェアを獲得していたが、最近は中国メーカーがシェアを伸ばしており、中国メーカーは日本や韓国などにも積極的に進出している。

 しかし、日本は中国メーカーにとって容易に開拓できる市場ではないようだ。中国メディアの中国貿易報は23日、中国スマホメーカーにとっての「日本市場の攻略の難しさ」を考察する記事を掲載した。

 記事は、中国のスマホメーカーであるOPPOは1月31日に東京で発表会を行い、正式に日本市場への参入を果たすと伝え、華為(ファーウェイ)や小米などに続いて日本市場に参入する中国メーカーになると指摘。中国メーカーのスマホはアフリカや東南アジアでは大きな成功を収めているものの、日本で爆発的に売れた製品はほとんどないとし、なぜ日本市場の開拓は難しいのだろうかと疑問を投げかけた。

 これについて、中国のスマホメーカーは近年、技術力を高めてはいるものの、日本市場で競合しなければならないのは「アップルなど世界のスマホ市場をリードする企業」であり、しかも、各キャリアが様々なサポートプランを提供しているため、iPhoneの価格は中国より安いのが一般的で、中国スマホの価格の安さという強みが薄れてしまうのが現状と指摘。

 また、先進国である日本では開発途上国に比べて消費者の価格感応性は低いうえ、品質に対する要求は非常に厳しいと指摘。日本は中国スマホの「コストパフォーマンス」という強みが最大限に活かせない環境にあるうえ、日本メーカーのスマホは世界的なシェアを獲得できていないが、製品そのものは非常にクオリティが高いと指摘。それゆえ、日本市場は中国メーカーにとって非常に開拓が難しいのだと指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)