世界で「高速鉄道に熱をあげる」国はもしや中国だけ? 一体なぜ?=中国メディア

世界で「高速鉄道に熱をあげる」国はもしや中国だけ? 一体なぜ?=中国メディア

中国以外に高速鉄道が発展しているのは、日本、ドイツ、フランスなど国土面積が中規模の国。国土面積の大きなロシア、米国、インド、カナダなどは中国ほどには鉄道網の整備に熱心ではない。(イメージ写真提供:123RF)

 中国全土に張りめぐらされた中国の高速鉄道網。拡張に向けた建設は今も続いており、中国の発表によると2017年には営業距離がさらに3000キロメートル増えたという。世界広しといえども、中国ほど高速鉄道にこだわる国は多くないだろう。

 中国メディアの今日頭条は23日、「世界で中国だけがどうしてこんなに高速鉄道に熱をあげているのか」と題する記事を掲載し、中国が急速に高速鉄道を発展させる理由について分析した。

 主な理由として記事は、「極めて大きな需要」があるうえ、高速鉄道の建設による持続的な発展という方向性があるためと分析した。中国以外に高速鉄道が発展しているのは、日本、ドイツ、フランスなど国土面積が中規模の国で、ロシア、米国、インド、カナダのような国土面積の大きな国ではここまで力を入れていないため、中国は特別だと主張した。

 では、EUが経済面で結びついたように、中国も他国と高速鉄道で結びつく可能性はあるのだろうか。記事は、「それには多くの難題がある」と指摘。中国の優位性は巨大な市場という魅力だが、「排他的」という欠点があるため、連携は難しいとの見方を示した。

 そのうえで、高速鉄道輸出については経済、エネルギー、環境などの方面で中国は優勢であることは間違いないが、いわゆる中国脅威論などのため、「唯一の問題は政治的な懸念」であると分析した。

 日本と中国は、高速鉄道の海外輸出を巡って激しい競争を繰り広げているが、最近ではインドネシアが中国高速鉄道を選んだのに対し、インドは日本の新幹線に決めた。次は、マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画だが、再び日中による激しい競争が繰り広げられるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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