日本に奪われたニューヨーク地下鉄車両製造、中国は技術でなく「サービス」で負けた=中国メディア 

日本に奪われたニューヨーク地下鉄車両製造、中国は技術でなく「サービス」で負けた=中国メディア 

世界最大の鉄道車両製造企業である中国中車が、米ニューヨークの地下鉄車両の受注で、日本企業に敗れた要因を中国メディアが分析した。(イメージ写真提供:123RF)

 川崎重工が米ニューヨークの地下鉄車両の製造を最大1600両余りを受注したことが伝えられた。受注総額は4000億円にのぼる超巨大案件になるという。中国メディア・今日頭条は26日、「中国中車が川崎重工に負けたのは、技術ではなくサービスだった」とする記事を掲載した。

 記事は、「中国中車は世界最大の鉄道車両製造企業であり、ボストンの地下鉄車両を受注している。しかし、今回の入札では世界第4位のカナダ・ボンバルディアと手を組んだにも関わらず、川崎重工に敗れた。技術が問題なのではない。原因はやはりサービス面にあったのだ」としている。

 そして、「1994年のある深夜、ニューヨークにある車両基地で4人の日本人が夜通し車両の検査を行っていた。そのうちの1人が、現在の川崎重工社長である金花芳則氏だ。今回のニューヨーク地下鉄の受注も、金花氏が長年作ってきたパイプが物を言ったのだ。川崎重工はニューヨークに工場さえも持っており、車両に対して毎日24時間体制で保守点検を行っている。これは中国中車にはできないことだ」と伝えた。

 また、川崎重工が米ネブラスカ州に工場を設け、今回の受注車両を生産することに言及。「米国で工場を開いて、米国人を雇用して米国の地下鉄を生産するのだ。一方、中国中車はボストン地下鉄の例から考えると、中国で生産して米国へ運ぶつもりだったようだ。トランプ大統領が貿易赤字を重く見ているなかで、ニューヨークの地下鉄が『米国製』を採用したというのは、自然な選択だった」と論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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