視察で訪日して「道が拓けた」、成功への近道とは何か分かった=中国

視察で訪日して「道が拓けた」、成功への近道とは何か分かった=中国

中国の中小企業の平均寿命はわずか2.7年、一定以上の規模の企業であっても平均すれば7ー8年にとどまる。「創業100年」という企業が多い日本の実情は驚異にうつるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 東京商工リサーチによれば、日本には2017年時点で社歴が100年を超える企業が3万3069社もあるという。かたや中国では100年を超える企業は片手で数えることができるほどしかないとも言われているが、この違いは一体何が原因なのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本を視察に訪れた中国人の見解として、「日本で最も驚いたのは、日本には生涯を1つの仕事に打ち込む職人がたくさんいることだった」と伝え、こうした考え方が社歴の長い企業が生まれる下地になっているのではないかと主張した。

 記事は、中国の中小企業の平均寿命はわずか2.7年、一定以上の規模の企業であっても平均すれば7ー8年にとどまるという統計があることを指摘する一方、日本には社歴が1000年を超える企業が複数あり、500年以上の企業も多いと紹介。しかも、こうした長寿の企業の多くは中小企業であり、日本の中小企業は「日本経済を下支えすると同時に、日本経済の神話を作った立役者でもある」と指摘した。

 さらに、日本は「職人の国」であると主張しても過言ではないとし、日本には生涯を1つの仕事に打ち込む職人が、今なお数多く存在すると指摘。儲かると見れば、すぐに仕事を変えたり、本業以外の分野にも積極的に参入する中国人から見れば、利益だけを追求せず、ただひたすら1つの仕事に打ち込む日本の職人の姿勢は驚きであることを強調した。

 また、日本で長寿の企業が多い理由もここにあるとし、本業に打ち込み、本業に集中することで競争力を高めることができると伝え、日本での視察を通じて「自分のなかで道が拓けた気がした」と主張。日本から中国に帰国した今、「自分がやるべきことを脇目も振らずに集中してやることが成功への近道であることが分かった」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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