喫煙に対する考え方が違うから? 日本人と中国人の寿命に差がある理由=中国メディア

喫煙に対する考え方が違うから? 日本人と中国人の寿命に差がある理由=中国メディア

日本では喫煙者の数が年々減少しているが、中国では喫煙者が増加している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では男性同士が出会って会話を始めると、どちらかが煙草を相手に勧めて友好の意を示すことが自然に行われる。日本と比較すると愛煙家が多い中国だが、分煙の習慣はまだ根付いていないため、煙草を吸わない人のほうが肩身の狭い思いをすることが多い。

 中国メディアの今日頭条は26日、日本人と中国人の平均寿命を比較し、「日本人の寿命が平均9歳も中国人を上回っているのは、喫煙に対する考え方が関係している」と主張する記事を掲載した。

 記事は、近年の日本では喫煙がもたらす健康被害が意識されるようになり、この30年間で煙草を控えようという意識が人びとに根付き、喫煙者の数が年々減少していると紹介する一方、中国では喫煙者が増加傾向にあると指摘した。こうした違いが存在する理由について、「日本では未成年者に煙草を販売すると販売者が処罰される制度があるなど、未成年者が煙草を購入できないよう制度を整えているため」とした。

 また日本で販売されている煙草は「タールやニコチンの量が少なく、中国で販売されている煙草よりも健康被害が少ない」と主張した。他に中国と異なる点としては、多様な嗜好に合わせたフレーバーのタバコがあることや、国産よりも外国産の物が多いということにも触れ、国内で煙草の生産も減らしているのだと紹介した。

 中国では現在も煙草が嗜好品として高い地位にあるため、贈り物としてタバコを渡すこともあるほか、タバコは国外旅行の土産物としても喜ばれている。もちろん記事が指摘するように、喫煙と寿命に関係がないとは言えず、中国でも健康に有害なことは知られているが、日本と比較すると喫煙が周囲の人びとに与える害も大きいことについての認識は薄いと言える。中国でも煙草の価格が上昇しているようだが、これを機に禁煙という動機付けにはならないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)